三叉神経痛の特徴

顔面の痛みとしてまず挙げられるのが三叉神経痛です。今回は三叉神経痛に関してご紹介いたします。叉神経痛の特徴として、以下の3つが挙げられます。

 ・右、左、どちらか一側面のみの痛み

 ・発作的に電気が走るような痛み

 ・会話、食事、洗顔などで誘発

☆「歯が痛い」ということで歯科を受診している方も多くいらっしゃいます。

  本疾患は激しい痛みだけでなく、食事もできずに体重が減少する、不安で眠れないなど 余病を併発することもあるので注意が必要です!

三叉神経痛の診断~治療の流れ

診断・・・まずは特徴的な痛みを備えているかどうかを問診にて確認します。必要に応じて、MRIをご紹介し三叉神経周辺を精密検査いたします

原因・・・多くは神経に対して血管が圧迫することにより引き起こされますが、まれに脳腫瘍の圧迫によることがあります。

治療・・・薬物治療、神経ブロック、放射線治療、手術があります。

鑑別診断...顎関節症、帯状疱疹後神経痛、三叉神経、自律神経性頭痛等の鑑別が必要です

当院では、薬物処方にて経過を観察し、効果の乏しい方に対して、又は症状の重篤な方に対して、大学病院の三叉神経痛専門外来にご紹介しております。

お顔の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

麦島内科クリニック