新型コロナ感染症流行のストレスによる自律神経失調症について
当院では以前から自律神経失調症の診断に指尖脈波によるストレス検査を実施してまいりました。新型コロナ感染症が流行しストレスが長期間継続し、問診や、ストレス検査でも交感神経と副交感神経のアンバランスな方が目立つようになってきました。動悸、めまい、不安発作、不眠、倦怠感、胃もたれ、便秘下痢、喉のつまり感などが代表的な症状です。また、風邪もひきやすくなり、新型コロナではないかと益々不安がつのりひどいと日常生活迄ままならなくなるかたもおります。当院では明らかな内科疾患を否定したのち自律神経を安定させる色々なアプローチを行っております。脳神経内科の担当医が診察しますので水曜日以外でしたら毎日診療しております。午前中は混みますので可能でしたら午後の診察をおすすめいたします。日常生活では、温かい水分を頻繁にとり、体が冷えるような食材(キュウリ、南国フルーツ)はできるだけ避けてビタミンA,C、Eを含むものを摂取しましょう。あとは自宅でできるストレッチなどもストレス解消になります。自宅にこもり、体重が増え、脂質異常や糖尿病が増悪する方もおります。ワクチンが始まれば新型コロナ感染も少しずつ終息に向かい、罹っても命にかかわることが少なくなるでしょう。もうすこしの辛抱です。頑張りましょう。
麦島内科クリニック