当院では頭痛専門外来(片頭痛、筋緊張性頭痛、群発性頭痛等)を、水曜日を除く毎日予約なしで実施しております。

初診の方の診察、検査の流れをご説明いたします。

①初診の問診票の他、頭痛外来専門の問診票を記入していただきます

②血圧、筋硬度(肩こり度)、握力を測定します。筋緊張性頭痛の診断にもなります。

③気圧の変動等やストレス性の頭痛の診断に自律神経検査を実施いたします。

④眼痛のある方は眼圧を測定します。

⑤必要に応じて頭部CTを同日実施します。結果も説明いたします。

また、くも膜下出血や脳出血の家族歴のある方、今までの薬で効果が芳しくない方は頭部MRI,MRAをご紹介することもあります。

以上より頭痛のタイプを診断し、各種内服薬、漢方薬等で治療を開始いたします。

 

また、当院の特徴としまして、その後リハビリ室での治療も実施しております。

片頭痛の前兆・症状が出現している際は、運動や肩回りの徒手介入など頭部への血流が促進される行為は厳禁とされています。

反対に筋緊張性頭痛の症状が現れている場合、僧帽筋など頭部から肩にかけての筋を緩める治療が有効です。

リハビリ内容としては、肩回りへの温熱療法やストレッチを含む運動指導、関連する筋への徒手介入を行っております。

頭痛の症状が出ていない期間には、予防として適度な運動をお勧めしております。首・肩周辺のストレッチや有酸素運動の取り入れ方もご紹介いたします。

 

片頭痛、筋緊張性頭痛、群発性頭痛は治療次第でかなり改善いたします。

また、最近新たな片頭痛発症抑制薬(抗CGRP抗体)の注射も発売され当院でも予約制で処方を開始いたします。長年の頭痛でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

麦島内科クリニック