リハビリ室に新たな電気治療の機械が導入されました
当院では新たに電気療法の機械を導入しました。
本日は新たに使用可能となった各種モードを紹介させていただきます。
・干渉波モード
当院でも実施していた従来の電気療法です。
新しい機械になっても継続して行うことができます。
・スーパータイダルモード
新たに追加となったモードです。
干渉波治療よりも立体的に電流を流すことで筋肉を刺激し、深層の筋肉までアプローチできます。
より深い筋肉にまで届くので治療効果が得られやすいです。
・バーストモード
変形性膝関節症など、運動器疾患へのアプローチの一つとして効果を発揮します。
変形によって関節が動かしにくく、筋力増強トレーニングが行い辛い方でも電気の刺激で筋肉を収縮することで筋力増強を促すことができます。
・微弱モード
本来怪我をした直後は炎症症状が強く出てしまうため電気療法は懸念されるのですが、こちらのモードを使用すれば怪我をした当日から治療を行うことができます。
このモードでは、体内に流れている神経伝達と同等の微弱な電流を細胞にアプローチすることで、電気刺激で唯一、治療促進が期待できます。
マウスを使った実験では、治療速度が2倍早まったと報告されています。
・高電圧モード
主に急性期疾患~慢性期疾患の幅広い段階で特に『痛み』を取り除くモードです。
高電圧の電気を流し筋肉を刺激することで、痛みとともに関節可動域の拡大にも期待できます。
このように、新たな機械では様々な病態の方に電気治療を行っていただけます。
また、以前のものよりも高性能になっており、治療効果も期待できます。
より症状に合った治療も行えるようになりましたので、お身体にお困りの方は是非ご相談・ご体験ください。