肺がん・大腸がん検診に関して
当院では、5月6日より練馬区の肺がん・大腸がん検診を開始いたします。
(検診の詳細等はこちらのBlogをご参照ください▶練馬区肺がん・大腸がん検診のお知らせ)
がん検診の目的は、がんを発見するだけでなく、死亡率や罹患(がんと診断される)率を下げることにあります。
肺がんや大腸がんは特定の検診により早期発見や早期治療が可能であり、検診が死亡率の低下に有用だということが証明されております。
2020年の人口動態統計がん死亡データによると、死亡数の多い順に以下の通りの結果となっております。
男女計 1位:肺がん 2位:大腸がん 3位:胃がん
男性 1位:肺がん 2位:胃がん 3位:大腸がん
女性 1位:大腸がん 2位:肺がん 3位:膵臓がん
2018年の全国がん登録罹患データにおいても、男女計の罹患総数で最も多いのが、大腸がん、次いで胃がん、その次に肺がんとなっております。
これらのデータから見ても、肺がん・大腸がんはともに罹患率・死亡率の高いがんと言えます。
練馬区では自費に比べ少ない負担金でこれらの検診を受診いただけます。
精密検査が必要と判断された場合は後日行っていただきますが、区の検診では比較的身体的負担も少ないかと思いますので、ぜひ積極的な受診をおすすめいたします。
ご質問などございましたらお気軽にお問合せください。
ご予約の有無や負担金に関してはこちらのBlogをご参考ください。▶練馬区肺がん・大腸がん検診のお知らせ
(参考HP)
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html