Month: June 2023

  • 当院の夏季休診について

    当院では、8月10日(木)~8月16日(水)の期間を夏季休診といたします。 お薬の残量のご確認をお願いいたします。 8月17日(木)より通常診療を行います。 ご迷惑をおかけいたしますがご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

  • 片頭痛治療注射薬「アジョビ」について

    当院では、注射による片頭痛治療(CGRP関連抗体薬)を実施しております。 片頭痛発作で仕事や学校を休まなくてはならない方、是非ご相談ください。 今月は、2021年8月に発売され、現在注目されている片頭痛治療注射薬「アジョビ」(当院で治療を受けられます)についてご説明いたします。 これまで片頭痛治療薬のみでコントロールが難しかった片頭痛発作を抑えるために作られた、新しい治療薬です。「アジョビ」は反復性片頭痛、慢性片頭痛両方に効果があると言われています。   片頭痛は、脳内に「CGRP」という神経伝達物質が増え、脳の血管に作用して起こると言われています。 近年開発された「アジョビ」は、この「CGRP」の働きをおさえ、片頭痛発作が起こるのを抑えると考えられております。 画像引用;アジョビ®.jp アジョビ®を使用される患者さんへ https://ajovy.jp   【使用方法】 「アジョビ」は初回から、一気に血中濃度をあげて即効性と持続性が期待できます。 投与方法は、以下の3つの投与スケジュールを選ぶことができます。 ・4週間に1回通院して1本ずつ注射 ・12週間に1回通院して3本注射 ・1~3本を持ち帰ってご自身で4週間に1回自己注射 皆様のライフスタイルに合わせた治療を選択することが可能なので一度ご相談ください。 【4週間に1回、1本注射】 【12週間に1回、3本注射】 4週に1回の投与の場合、オートインジェクターによる自己注射も選べます。 画像引用;アジョビ®.jp アジョビ®を使用される患者さんへ https://ajovy.jp   【期待できる効果】 ・片頭痛予防薬を服用の有無にかかわらず、片頭痛の日数が減少します。 ・片頭痛日数が初回投与1週目から減少します。 ・急性期治療薬(痛みが起きた時に飲むお薬)を使う日数が減ります。 【主な副作用】 「アジョビ」でよくみられる副作用は、注射部位反応です。 注射したところに痛み、発赤、かゆみや腫れなどが生じる反応ですが、ほとんどの場合注射した日に出現し、数日以内に消失します。極めて稀な副作用として、重篤な過敏症がおこることがあります。息苦しさ、動悸、寒気や発熱、蕁麻疹等の症状があらわれた場合には救急要請していただくか、次の受診日を待たずにご連絡ください。 【価格(薬剤負担額)】 「アジョビ」は保険適応のお薬です。保険3割負担の場合、4週間に1回投与で約11,700円、12週間に1回投与で約35000円/月になります。 ※別途、通常の診療費、処置料などが加算されます ご加入の健康保険組合や共済組合によっては、「付加給付制度」を設けている場合があります。これは、1か月の自己負担金額の上限を超えた医療費がご加入の組合から支給される制度です。 これらの制度につきましては、加入されている健康保険組合や共済組合にお問い合わせください。 【中止の目安】 3か月毎に効果を見直し、効果がなければ中止します。中止しても、再開すればすぐに効果を取り戻せることが期待できるお薬です。 治療希望の方は、まず、当院水曜日以外の脳神経内科を受診していただきます。問診をさせていただき、必要に応じて検査を実施し、今までの治療法の見直しもさせていただき、ご納得いただいた方に治療を開始いたします。これまで数十例の実績がありますが、効果が全くない方はごくわずかです。頭痛でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

  • 片頭痛発作治療注射薬(CGRP関連製剤)の薬価が少し下がりました

    2023年6月1日より片頭痛発作治療薬のエムガルディⓇ、アジョビⓇ、アイモビーグⓇの薬価が、それぞれ2000円ほど下がりました。 保険料3割負担の方ですと、600円ほどお安くなります。 (当院では現在エムガルディⓇ・アジョビⓇのみ取り扱っております) 高額な注射薬ですので少しでも下がると助かりますね。 CGRP製剤に関して、詳しくはこちら『CGRP関連製剤Blog』をご参照ください。 確定申告での医療費控除・保険組合の付加給付をご検討の際は、該当薬の計算にご注意ください。 ※薬価は、当院が定めたものではなく、製薬会社の資料などをもとに厚生労働省が定める「公定価格」です

  • 当院での帯状疱疹ワクチン接種状況に関して

    当院では50歳以上の練馬区民の方の、帯状疱疹ワクチンを公費価格で実施しております。 現在二種類のワクチンを接種しておりますが、シングリックスの方が75%、水痘生ワクチンが25%くらいの割合で、シングリックスを接種する方が多いです。 上記のような違いがありますが、副作用はシングリックスで少数の方で翌日の発熱、倦怠感がみられます。しかし、安静にて回復しているようです。 ワクチンの流通も順調です。今後も接種を予約制で継続いたします。 練馬区の帯状疱疹予防ワクチン助成事業に関して詳しくはこちらの記事をご参照ください。   ※上記表は2023年6月現在の情報を基に作成したものです

  • 2023年6月現在当院での感染外来について

    6月に入りました。気温の変動や雨の日も多くなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 現在の当院での感染外来の状況をご報告いたします。 〇マスク着用継続のお願い 当クリニックには、基礎疾患治療中の方、体調不良の方、体力・免疫力の低下した方、高齢者の方等重症化リスクの高い方が通院されております。そのため、基本的感染対策としてマスク着用をお願いしております。今後とも、ご理解ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。 〇感染外来継続のお願い 発熱や呼吸器症状のある方は引き続きお昼の感染外来で院外での対応とさせていただきます。 HP・お電話で必ずご予約のうえ、ご来院いただきますようよろしくお願い申し上げます。 いまだ、高熱の方が毎日4-5人来院され25%くらいの割合で新型コロナ感染症陽性の方がおります。また、インフルエンザ感染症の方もおります。報告はされておりませんが残念ながら新型コロナ感染症はやや増加している状況です。感染経路も不明の方が多いですが、会食の際マスクを外して罹患した可能性もあります。当院では、原則として新型コロナ又はインフルエンザ検査、または同時にできる検査を実施しております。ただし、長期の咳の方でほかの症状がない方は呼吸器外来にて予約で診療しております。 ▶オンライン予約   〇感染・濃厚接触した方へのお願い 現在、感染者や濃厚接触者に対する外出自粛要請や健康観察は法律に基づき行うことができません。しかし、発症後5日間かつ症状軽快後24時間が経過するまでは「マスクの着用、外出を控えること、高齢者等重症化リスクの高い方との接触を控えること」などが推奨されております。周囲の方々へのご配慮をお願い申し上げます。   〇新型コロナウイルス感染症の公式窓口 新型コロナウイルス感染症に関する最新情報や相談窓口等は厚生労働省や都道府県等各自治体のホームページをご確認ください。 ▶厚生労働省  ▶東京都  ▶練馬区  ▶板橋区

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