禁煙外来とは
禁煙治療は健康保険適用
タバコをやめたい人のための専門外来で、健康保険での治療が可能です。医学的なアプローチで禁煙に導きます。
喫煙は、ニコチン依存症という一種の薬物依存症です。そのため、精神方法で禁煙を目指すのは困難です。クリニックでは禁煙補助薬を処方し、無理なくタバコをやめられるように治療してまいります。近年の禁煙治療はつらくありませんので、ぜひ一度ご相談ください。
治療方法について
飲み薬で治療します
当院では、「チャンピックス」という内服薬を使用しています。成功率が高く、禁煙に伴うイライラなどの症状も軽減することができます。
喫煙歴が長くなるほど、健康に与える害は深刻になる一方で、禁煙が難しくなります。思い立ったときが、始めどきです。ぜひ一度ご相談ください。
治療の流れ
1問診
喫煙の本数、喫煙の期間、禁煙の意思を確認
2ニコチン依存症診断テスト
ニコチン依存症かどうかを診断
※ニコチン依存症であるかどうかが保険適用の一要件になります。
3治療
1週間はタバコを吸いながらチャンピックスを服用
↓
8日目からは完全禁煙
↓副作用(吐き気、不眠、頭痛など)を確認しながら服用
12週間服用して終了
費用・期間
費用
未確認
期間
チャンピックスは1日2回の服用
服用期間は12週間
※現在、禁煙治療に使用する内服薬「チャンピックス」の流通がストップしております。流通が再開されるまで、禁煙外来はお休みとさせていただきます。ご了承ください。
当院の禁煙外来について
呼吸器内科と一般内科で診療
禁煙外来は呼吸器内科と一般内科で行っています。呼吸器内科で受診する場合は、予約が必要です。一般内科で受診の場合は予約はいりません。禁煙歴によっては、チャンピックスの服用が難しいケースもありますのでご了承ください。
タバコの煙には200種類以上の有害物質が含まれ、そのうち50種類以上に発癌性があります。吸い続けることで、肺癌だけでなく、咽頭癌、胃癌、膀胱癌などの癌や動脈硬化、心筋梗塞など、さまざまな病気を引き起こします。
また、受動喫煙で周りの人の健康を害する可能性もあります。ご本人はもちろん、ご家族のためにも、ぜひ禁煙を始めましょう。
骨粗鬆症外来について
女性は50歳前後から要注意
骨粗鬆症とは、骨の密度が少なくなる病気です。骨の内部がスカスカになってしまうため、ちょっとしたことで骨折しやすくなります。特に女性に多く、閉経する50歳前後から骨密度が急激に低下します。
患者数は約1,300万人といわれますが、自覚症状に乏しいため、多くの方が未受診です。しかし、骨折が原因で寝たきりになる患者様は多く、骨粗鬆症を放置するリスクは高いといえます。
骨の健康は健康寿命に直結します。早期発見、早期治療が大切です。