自宅でできる睡眠検査『在宅PSG検査』

「いびきがうるさいと言われる」
「しっかり寝ているはずなのに、朝から疲れている」
「日中、眠くて仕事や運転に集中できない」
このような症状はありませんか?
もしかすると、その原因は『睡眠時無呼吸症候群(SAS)』かもしれません。
睡眠時無呼吸症候群は、眠っている間に呼吸が止まったり、弱くなったりする病気です。本人は寝ているため気づきにくく、「いびき」や「日中の眠気」といった症状だけが現れることもあります。
だからこそ、まずは睡眠中に何が起きているのかを検査で確認することが大切です。
睡眠時無呼吸症候群の検査

睡眠時無呼吸症候群の検査では、まず自宅で行える簡易検査(簡易睡眠検査)から始めます。
しかし、簡易検査で中等症以下と評価された場合や、簡易検査では重症度を十分に評価できない場合で、症状が続いている場合には、さらに詳しい検査が必要になることがあります。
そのような場合には、より詳細な検査「終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG検査)」を行い、睡眠中の脳波や呼吸、血中酸素濃度、心拍数などをより詳しく測定します。
「簡易検査では問題ないと言われたけれど、日中の強い眠気やいびきなどの症状が続いている」という方も、一度ご相談ください。
当院では、必要に応じてご自宅で受けられる在宅PSG検査をご案内しています。
入院しなくても、自宅でPSG検査を受けられます
「PSG検査を受けたいけれど、入院する時間が取れない」
「病院だと緊張して、いつものように眠れないかもしれない」
そんな方にも選択肢となるのが、在宅PSG検査です。
在宅PSG検査なら、入院せず、普段と同じご自宅の環境で睡眠状態を調べることができます。
仕事や家事、育児などで入院が難しい方にも、検査を受けるきっかけになります。
また、いつもの寝室で眠ることで、普段の睡眠に近い状態を確認しやすいというメリットもあります。
検査の費用
| 保険割合 | 簡易検査/回 | 在宅PSG検査/回 |
|---|---|---|
| 3割負担の場合 | 2,700円 | 6,540円 |
| 2割負担の場合 | 1,800円 | 4,360円 |
| 1割負担の場合 | 900円 | 2,180円 |
※診察料等は別途かかります
※上記は2026年10月現在の費用です
在宅PSG検査では、睡眠中のさまざまな状態を測定します

帝人ファーマ株式会社 患者様向け説明資料「終夜睡眠ポリグラフィー(PSG)検査を受けられる方へ」より
PSG検査(終夜睡眠ポリグラフ検査)は、眠っている間の身体の状態を詳しく調べる検査です。
睡眠中の脳波や呼吸、血中酸素濃度、心拍数、いびき、体の向きなど、さまざまなデータを一晩かけて測定します。
検査では、主に以下のような項目を測定します。
- 脳波:睡眠の深さや睡眠状態
- 呼吸状態:無呼吸・低呼吸の有無
- 血中酸素濃度:睡眠中の酸素状態
- 心拍数:睡眠中の心拍の変化
- いびき:いびきの状態
- 体位:仰向け・横向きなど、睡眠中の姿勢
- 眼球運動・筋電図:睡眠状態の評価に必要な情報
これらのデータを総合的に解析することで、
- どのくらい眠れているのか
- 睡眠中に呼吸が止まっていないか
- 無呼吸・低呼吸がどの程度起きているか
- 血中酸素濃度が低下していないか
- 睡眠が途中で何度も分断されていないか
などを詳しく確認できます。
こうした複数のデータを組み合わせて、睡眠中の状態を詳しく評価します。
「ただのいびき」と思っていませんか?
睡眠時無呼吸症候群は、本人が自覚しにくい病気です。
「昔からいびきをかいているから」
「最近、年齢のせいで眠りが浅くなったのだろう」
「昼間に眠いのは仕事が忙しいから」
そう思って、そのままにしていませんか?
実は、睡眠時無呼吸症候群では、睡眠中に呼吸が繰り返し止まることで、身体が十分に休めていないことがあります。
その結果、
「寝たはずなのに疲れが取れない」
「朝から頭が重い」
「日中に強い眠気がある」
といった症状につながることがあります。
また、睡眠時無呼吸症候群は、高血圧や心筋梗塞、脳卒中など、全身の健康にも関係することが知られています。
まずは「自分の睡眠」を知ることから
睡眠時無呼吸症候群かどうかは、症状だけでは判断できません。
だからこそ、まずは検査を受けて、睡眠中に何が起きているのかを知ることが大切です。
在宅PSG検査の結果をもとに、睡眠時無呼吸症候群の有無や重症度を確認し、必要に応じてCPAP療法など、一人ひとりの状態に合わせた治療をご提案します。
このような方は、一度ご相談ください
- いびきを家族から指摘される
- 睡眠中に呼吸が止まっていると言われた
- 朝起きても疲れが取れない
- 日中、強い眠気を感じる
- 夜中に何度も目が覚める
- 朝起きたときに頭痛がする
- 集中力や仕事のパフォーマンスが落ちたと感じる
- 睡眠時無呼吸症候群が心配だけれど、入院検査には抵抗がある
「もしかしたら」と思った段階でも構いません。
睡眠のことだからと我慢せず、まずはお気軽にご相談ください。
ご自宅で受けられる在宅PSG検査で、まずはご自身の睡眠状態を調べてみませんか?