Month: May 2024

  • 感染外来検査に関するお知らせ

    当院では、現在もお昼の時間帯に予約制で感染外来を実施しております。 新型コロナ、インフルエンザ、や溶連菌の抗原検査、必要に応じて血液検査を実施しておりますが、インフルエンザ抗原検査陽性の方が減少しており、また、最近は学校等での集団感染の報告もありません。 しかし、新型コロナ感染に関しましては、現在も検査で陽性の方も多く、発熱や長期の咳を訴え、後遺症で苦しんでいる方もおり、特に重症の方、高齢で慢性疾患をお持ちの方は急変する事も多い状況です。 以上のことを参考にしまして、今後、抗原検査は新型コロナを主として行い、インフルエンザ、溶連菌検査、血液検査に関しましては、患者様個々の症状・状況に応じて実施させていただくことになりました。 ご理解ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

  • マイナ保険証について

    現行の健康保険証(新規交付・再交付)は令和6年12月2日に廃止されます。 お手元にある有効な保険証は、その時点から最長1年間(※)使用することができます。 ※有効期限が2025(令和7)年12月1日より前に切れる場合はその有効期限まで。   医療機関や薬局では、マイナ保険証で受診することが基本となります。 保険証廃止までにマイナンバーカードの交付を受け、保険証利用登録の申し込みを済ませておくことをお勧めします。   マイナンバーカードについて詳しくは下記厚生労働省のHPでご確認いただけます。 マイナンバーカードの保険証利用について(被保険者証利用について)|厚生労働省 (mhlw.go.jp)   マイナ保険証の受付は簡単! 受付は顔認証付きカードリーダーで行います。マイナンバーカードを読み取り口に置くと受付が始まりますので、画面の指示に沿って受付をしてください。   ◇マイナ保険証の利用が難しい方等については、資格確認書により医療機関等を受診することが可能です。資格確認書については加入している各健康保険の保険者にお問い合わせください。  

  • 新型コロナウイルス感染症と心臓病・脳卒中

      当院かかりつけ患者様のなかにも心臓病や脳卒中の既往があり、新型コロナウイルスへの感染に気を付けている方が多いかと思います。 そのような方々へ向けて、日本循環器学会・日本脳卒中協会より以下のような発表がありました。   【心臓病・脳卒中の新型コロナ感染、気を付けること】 ◆心臓病や脳卒中疑いの症状が出たらすぐに受診してください! 悪化する胸痛、動悸、息切れ、失神、顔や腕の片側麻痺、言語障害など。 ◆お薬の内服は継続してください! お薬は健康状態を保つために重要です。 すべて処方通りの服用を続け、不安なときは主治医にご相談ください。 ◆感染予防に努めてください! 手洗い・うがいや軽い運動など日ごろから予防に努めましょう。   【心臓病と新型コロナウイルス感染】 ◆心臓病があってもなくても感染リスクはさほど変わらない 新型コロナウイルスに感染する危険性としては、心臓病を持つ方もそうでない方もほぼ同じといえます。 しかし、心臓病を持つの方のほうが症状が出やすい場合があるので、重症化の恐れは高まります。 ◆心臓病があると重症化するリスクは高い 新型コロナウイルスが体内に入ると、肺はもちろん、他にも炎症反応を誘発し、心臓や血管に次のような機序で負担をかけます。 ①ウイルスが肺に感染して血液中の酸素濃度が下がる ②ウイルス感染による炎症の影響で血圧が下がる 酸素の薄い血液を低下した圧で全身に送り続けるためには、心臓がいつもよりたくさん働く必要があり、それによって心臓病が悪化してしまう可能性があります。 心臓病をお持ちで、特に注意が必要なのは以下に当てはまる方です。 ・移植患者など免疫抑制状態にある ・がん治療のため化学療法や放射線療法を受けている ・心臓病を患い、白血病やリンパ腫を併発している ・高齢者 ・心不全 ・拡張型心筋症 ・加齢のため運動機能が低下している ・心臓病を併発している妊婦 ・進行型の不整脈性右室心筋症 ・チアノーゼ性先天性心疾患 ・閉塞性肥大型心筋症 ◆心臓病がなくても不整脈や心臓発作を起こす可能性がある ウイルスが炎症作用をもつため、感染により冠動脈の動脈硬化性プラーク(=コレステロール等により厚くなった血管の壁)が破裂し、急性冠症候群(心臓発作:急性心筋梗塞や不安定狭心症など)を引き起こす可能性が考えられています。 ◆糖尿病や高血圧もある方は更に注意 まだ正確な理由は明らかになっていませんが、中国のデータによると、亡くなった、あるいは重症化した心臓病患者のなかで、糖尿病や高血圧などの併存疾患を持っている方が多くいることがわかっています。 そもそも死亡リスクの高い高齢者のなかに糖尿病・高血圧患者が多いというのもあるかもしれませんが、併存疾患のある方はご注意ください。   【脳卒中と新型コロナウイルス感染】 ◆脳卒中経験者は免疫・体力低下しており感染しやすい 脳卒中の既往がある方は、一般の方々よりも免疫力・体力ともに低下しやすく、感染・重症化リスクが高いといえます。 ◆脳卒中経験者は重症化リスクも高い 脳卒中の既往がある方は、酸素吸入が必要になる割合、集中治療室での治療が必要となる割合が、一般の方々よりも高いといわれています。 また、感染症自体やその治療薬の影響を受けて、脳卒中予防薬の効果が不安定となることもあります。 さらに、感染により脳卒中の後遺症が悪化することもあります。 その場合、再発と区別がつきにくいかと思いますので、すぐに専門の病院を受診してください。 ◆新型コロナウイルス感染が脳卒中を起こす可能性がある 新型コロナウイルス感染症が蔓延している時期に、脳卒中の診断を受けた患者と、脳卒中が疑われたもののそうではなかった患者を比較した研究があります。 この研究では、脳卒中の診断を受けた患者の方が、新型コロナウイルス陽性であった人が圧倒的に多く、新型コロナウイルス感染症にかかることが、脳卒中を発症させる一因となることを示しています。   以上のことから、新型コロナウイルス感染症は基礎疾患のある方にとって、いまだに注意の必要な感染症です。 ご自身や周囲の方で、自宅療養中に容体が急変したり不安な症状が現れたりすることがあれば、ためらわずすぐに主治医や救急にご連絡ください。   詳しくは下記引用元よりご確認ください。     引用元:新型コロナウイルスに関するQ&A(心臓病患者さん向け)  インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症  

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