麻しん(はしか)が流行しております、ご注意ください
【重要】麻しん(はしか)の流行についてのご案内 現在、地域において麻しん(はしか)の発生・流行が報告されています。学級閉鎖の学校もあります。 感染拡大を防ぐために、正しい知識と予防行動へのご協力をお願いいたします。 ◆麻しんとは 麻しんは非常に感染力の強い麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、空気感染・飛沫感染・接触感染のいずれでも広がります。免疫を持たない方が感染すると、ほぼ確実に発症するといわれています。(潜伏期間は約10日~12日間です) ◆主な症状 ①初期症状(カタル期:発症~3~4日) ・発熱(38℃以上の高熱) ・咳、鼻水、くしゃみ(風邪様症状) ・結膜充血(目の赤み) ・強い倦怠感 この時期が最も感染力があります ②発疹期(発症後4~5日頃) ・一度熱が下がりかけた後に39度以上の発熱が出現 ・同時に顔から全身に広がる赤い発疹 ・口の中にできる白い斑点(コプリック斑) ※発疹出現後も数日間は高熱があります ③回復期 ・解熱とともに発疹が色素沈着を残して消退します ・全身状態が徐々に改善し、治癒となります ※一度解熱した後、再び高熱と発疹が出るのが特徴です ※肺炎(最も多い合併症)、中耳炎、まれに脳炎などの重い合併症を引き起こすことがあります ( 特に大人が感染すると重症化しやすいといわれております ) ◆治療について 麻しんに特効薬はなく、治療は症状を和らげる対症療法が中心となります ・解熱剤の使用 ・水分補給と安静 ・必要に応じた入院管理 症状が重い場合や合併症が疑われる場合は、速やかに病院へのご紹介も実施しております ◆受診時の注意 麻しんが疑われる症状(高熱・発疹・咳、目の充血、麻しん患者との接触歴ありなど)がある場合は、 必ず事前に医療機関へ電話連絡のうえ受診してください。 院内感染防止のため、直接来院は避けていただくようお願いいたします。 ◆当院での対応 ・発熱・発疹患者の診療、治療 ・必要に応じて検査・隔離指示 ・ワクチン相談・抗体検査対応あり ◆予防について ・麻しんワクチン(MRワクチン)の接種(費用 11000円)が最も有効です。 ( 麻しん患者と接触後72時間(3日)以内にMRワクチンを接種することで発症を予防できる可能性があります。その場合は事前にクリニックにご連絡ください ) ・既往歴が不明な方は麻しん抗体価検査も可能です:採血検査で抗体があるかわかります(検査代費用5500円)。 ・定期接種対象の方は早めの接種をご検討ください。 ・未接種・接種歴不明の方は医療機関へご相談ください。 ◆日常生活での注意点 ・手洗い、咳エチケットの徹底 ・人混みを避ける(流行時) ・体調不良時の外出自粛 ◆隔離期間 ・感染期間:発症一日前から発疹出現後4日目まで(この期間の空気感染が一番感染力あり) ・出席停止、隔離の目安:解熱した日を0日として3日経過するまで、発疹出現後、5日を経過するまで( 発疹後6日目から解除可能 )、かつ、全身状態が良好になるまで ◆最後に 麻しんは感染力が強い一方で、ワクチンにより予防が可能な病気です。 ご自身と周囲の方を守るため、適切な予防と早期対応にご協力をお願いいたします。 ご不明な点がございましたら、当院までお問い合わせください。