Month: August 2025

  • 最近流行の新型コロナウイルス変異株(通称:ニンバス)について

      最近、新型コロナウイルスの感染者が増えてきていますが、カミソリを飲み込んだような強烈なのどの痛みを特徴とするCOVID-19の変異株「通称:ニンバス」が流行しています。 オミクロン系統の複数の変異株の組み換えによるハイブリッド株のようですが、 症状は軽く、気づかず周囲にうつしてしまうおそれもあります。 「ニンバス」は非公式の愛称であり、正式名称は「NB.1.8.1株」です。WHOでは、「監視下の変異株」に分類されています。   【特徴】 ♦強いのどの痛み:発熱や関節痛など従来の症状に付随して、カミソリを飲み込んだような強烈なのどの痛みを訴える方が多いようです。 ♦感染力が強い:従来株に比べ強い感染力を持ち、すでにアジア・北米・欧州を中心に2025年の夏に流行しているとの報告があります。 ♦重症化・致死リスクは従来と同程度 ♦ワクチン・抗ウイルス薬・従来の感染対策(手洗い・うがい・マスク・密集の回避など)は有効   まだまだ研究段階の新しい変異株であるため、確定的な情報は多くありませんが、「感染力が強い」という点だけでも、注意すべき株といえます。 重症化に関しても、いまのところリスクが高いという報告はされていませんが、持病のある方などは特に感染予防を意識しましょう。 「のどの痛み」を訴える方が多いという特徴もありますが、反対に「のどの痛みがない=新型コロナに感染していない」というわけではありませんので、風邪症状がある場合は、念のための検査をお勧めいたします。   【当院の感染対策に関して】 当院では、現在も一般・専門外来やリハビリと発熱・感染外来を分けて実施しております。 日常的な対策(換気や消毒)も継続しているため、感染者の対応をしていても医師や職員に伝播した事例はありません。 かかりつけとして通院中の方は、安心してご来院ください。   【風邪症状が出た場合は】 のどの痛み・発熱をはじめとする風邪症状が表れた方は、一般内科ではなく、必ずお昼の発熱・感染外来をご予約ください。 屋外での対応にはなりますが、新型コロナの検査(株の特定は不可)はもちろん、特効薬を含めた各種お薬の処方も迅速に行っております。 風邪治療のためのご来院でなくとも、風邪症状のある方は、申し訳ありませんが、院内へご案内することができません 。 せっかくご来院いただいても院外より発熱・感染外来のご予約を促すという対応をせざるをえませんので、事前WEB予約へのご協力をお願いいたします。 当てはまる症状やご予約方法など詳しくは、下記をご参照ください。   ▶『発熱・風邪症状の方はお昼の感染外来へ』 ※発熱・感染外来ご予約後、お時間に合わせてご来院されましたら、必ず院外から、到着した旨を03-3550-2256までお電話くださいますようお願いいたします

  • トイレが近い等、排尿に関するお悩みありませんか?

    夜間、排尿の為に何度も起きてしまう、急な尿意を感じて場合によっては失禁してしまうなど、排尿に関するお悩みを抱えてはいませんか?   過活動膀胱の症状がある方は、加齢とともに増加し約810万人(2003年疫学調査)と推定されています。これは40歳以上の人口の12.4%、8人に1人がなんらかの症状を抱えていることになります。   当院では脳神経内科(水曜日以外)、腎臓内科(月曜日、午前、午後予約制)で相談に応じております。また、重度で改善がみられない場合には、専門の病院へのご紹介も行っております。   ◇排尿チェックシートで現在の状態をチェック!◇  過活動膀胱の症状や前立腺肥大症の症状については質問票を用いて現在の状態をチェックすることができます。 キッセイ薬品工業株式会社のウェブサイト『笑顔でスッキリ~ おしっこ”新”ライフ』(https://www.kissei.co.jp/urine/)に質問票が掲載されています。気になる症状のある方は、ご自身の現在の状態をチェックしてみてください。   ✅ 過活動膀胱チェックシート ✅ 尿の出具合チェックシート(前立腺肥大症)   【過活動膀胱チェックシート例】 過活動膀胱症状スコア(OABSS:Overactive bladder symptom score)「笑顔でスッキリ~おしっこ新ライフ」より   【前立腺肥大症チェックシート例】 国際前立腺症状スコア(I-PSS:International prostate symptom score)とQOL(Quality of Life)スコア「笑顔でスッキリ~おしっこ新ライフ」より 『笑顔でスッキリ~ おしっこ”新”ライフ』には、その他、排尿トラブルにまつわる疑問、排尿トラブルを正しく理解するための情報も掲載されております。排尿トラブルをお持ちの方、それ以外の方でも一度ご覧になってみてください。  

  • 【再掲】8/28(木)午後, 麦島真理医師休診のお知らせ

    麦島真理医師が定例の感染対策連携カンファレンス出席のため、 8月28日(木)は午後のみ、麦島真理医師の診療(一般内科・脳神経内科)が臨時休診となります。   代わりまして、大里愛子医師が16時30分~18時まで一般内科の診療をいたします。 当日の麦島真理医師の診療をご希望の方は、午前中にお越しください。 詳細は下記のとおりでございます。     1,15時~16時30分まで、内科・脳神経内科は休診です。   予約制の大里医師の糖尿病外来とリハビリのみ実施します。   2,16時30時~18時まで、大里医師が一般内科を予約なしで診療いたします。   脳神経内科の診療はいたしません。   WEB順番予約に関しましても、8月28日(木)午後の部は休止といたします。     発熱外来・リハビリ等、真理医師の診療以外は午後も通常通り行います。 宜しくお願いいたします。 ※午前の診療は全て通常通りです

  • その頭痛、もう我慢しないで

      以下の症状が当てはまる方、ぜひご相談ください。当院の治療で改善する可能性があります。   ♦ ズキンズキンと拍動性の頭痛がある、頭痛がひどいと横になることが多い ♦ 小さいころから頭痛持ちだった ♦ 頭痛が始まる前、目がちかちかする ♦ 市販の鎮痛剤をいつも飲んでいるが効果が少なく、だんだん量が増えてきた ♦ 雨の日や低気圧の時、特に天気が悪くなる前に頭痛になる ♦ 生理前後、排卵期に頭痛になる ♦ 様々な検査をしても異常がない ♦ 親も頭痛持ちだった ♦ 頭痛が始まる前、胃がむかむかする、また、頭痛で吐くこともある ♦ 土日の週末に頭痛が悪化する ♦ 自律神経のバランスが乱れている感じがする ♦ 頭痛が始まる前、首の付け根がぎゅーっと痛くなる ♦ 頭痛がひどく、疲れてしまって、仕事ができず家でじーっとしていることが多い   以上が一つでも当てはまる方は、片頭痛の可能性があります。   当院では、問診、自律神経検査、肩こり度測定、そして必要に応じて頭部CT撮影を同日予約なしで実施しております。 また、50歳以上の方には他院での頭部MRA撮影もご紹介することがあります。 ご自身で自分の頭痛に関してよくわからないという方には日々の体調を記録していただく頭痛ダイアリーもお渡ししております。   片頭痛と診断された場合、まず、市販の鎮痛剤の服用をしばらく休んでいただき、予防薬、および片頭痛特効薬のトリプタン製剤を処方いたします。 上記の治療である程度改善する方が多いですが、それでも月4回以上の辛い頭痛がある場合は、抗CGRP関連製剤の注射をおすすめいたします。   抗CGRP製剤は28日または30日に一度行う注射で、頭痛の頻度や薬の服用回数の減少が期待できます。 初回の注射でも頭痛が軽減したというお声が多く、その後、継続することで慢性頭痛がほぼ改善するという傾向にあります。 日々の生活の質が上がり、仕事、外出、レジャー活動も頭痛の心配がなく楽しめるようになっていきます。 当院では、抗CGRP関連製剤の注射を数多くの患者様に実施しており、「頭痛のない生活を送れ大変嬉しい」という喜びのお声も頂戴しております。 (抗CGRP関連製剤の注射に関して詳しくはこちら『アジョビ』『エムガルティ』)   水曜日以外毎日、脳神経内科で診療しております(受付時間などはこちら)。 WEBで当日の診療順番予約も取れます(順番予約はこちら )。 ※上記順番予約はご自宅や外出先からあらかじめ診察の順番を取得するもので時間帯を指定してのご予約はできません   辛い頭痛で、人生を楽しめない方、是非一度当院にてご相談ください。 (片頭痛に関してはこちらの外部サイトをご参照ください『片頭痛.info』)            

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