CGRP関連製剤

  • その頭痛、もう我慢しないで

      以下の症状が当てはまる方、ぜひご相談ください。当院の治療で改善する可能性があります。   ♦ ズキンズキンと拍動性の頭痛がある、頭痛がひどいと横になることが多い ♦ 小さいころから頭痛持ちだった ♦ 頭痛が始まる前、目がちかちかする ♦ 市販の鎮痛剤をいつも飲んでいるが効果が少なく、だんだん量が増えてきた ♦ 雨の日や低気圧の時、特に天気が悪くなる前に頭痛になる ♦ 生理前後、排卵期に頭痛になる ♦ 様々な検査をしても異常がない ♦ 親も頭痛持ちだった ♦ 頭痛が始まる前、胃がむかむかする、また、頭痛で吐くこともある ♦ 土日の週末に頭痛が悪化する ♦ 自律神経のバランスが乱れている感じがする ♦ 頭痛が始まる前、首の付け根がぎゅーっと痛くなる ♦ 頭痛がひどく、疲れてしまって、仕事ができず家でじーっとしていることが多い   以上が一つでも当てはまる方は、片頭痛の可能性があります。   当院では、問診、自律神経検査、肩こり度測定、そして必要に応じて頭部CT撮影を同日予約なしで実施しております。 また、50歳以上の方には他院での頭部MRA撮影もご紹介することがあります。 ご自身で自分の頭痛に関してよくわからないという方には日々の体調を記録していただく頭痛ダイアリーもお渡ししております。   片頭痛と診断された場合、まず、市販の鎮痛剤の服用をしばらく休んでいただき、予防薬、および片頭痛特効薬のトリプタン製剤を処方いたします。 上記の治療である程度改善する方が多いですが、それでも月4回以上の辛い頭痛がある場合は、抗CGRP関連製剤の注射をおすすめいたします。   抗CGRP製剤は28日または30日に一度行う注射で、頭痛の頻度や薬の服用回数の減少が期待できます。 初回の注射でも頭痛が軽減したというお声が多く、その後、継続することで慢性頭痛がほぼ改善するという傾向にあります。 日々の生活の質が上がり、仕事、外出、レジャー活動も頭痛の心配がなく楽しめるようになっていきます。 当院では、抗CGRP関連製剤の注射を数多くの患者様に実施しており、「頭痛のない生活を送れ大変嬉しい」という喜びのお声も頂戴しております。 (抗CGRP関連製剤の注射に関して詳しくはこちら『アジョビ』『エムガルティ』)   水曜日以外毎日、脳神経内科で診療しております(受付時間などはこちら)。 WEBで当日の診療順番予約も取れます(順番予約はこちら )。 ※上記順番予約はご自宅や外出先からあらかじめ診察の順番を取得するもので時間帯を指定してのご予約はできません   辛い頭痛で、人生を楽しめない方、是非一度当院にてご相談ください。 (片頭痛に関してはこちらの外部サイトをご参照ください『片頭痛.info』)            

  • 今、頭痛外来に注目が集まっています

      頭痛は、市販薬で対処しながら我慢するものだとお思いではありませんか? しかし慢性的な頭痛は、専門外来による治療で、症状改善を見込める疾患です。 また、命に関わるものから発症を抑えられるものまで、その原因も多岐にわたります。   「頭痛が起きそうだから外出を避けよう」 「頭痛が起きてしまったから予定をキャンセルしなくては」 このように生活に支障が出ている方も、おひとりおひとりの病態に合わせた的確な治療を行うことで、お悩みを改善できるかもしれません。   「頭痛に苦しむ人を一人でも減らしたい」そのような思いから、頭痛専門外来は生まれ、各地に広がっております。 当院の位置する練馬区でも下の記事のとおり、頭痛外来を設ける医院が増え、その需要が高まっているように感じます。 当院頭痛外来に関しても詳しく取材いただいたので、是非ご一読ください。   【2025年】練馬区の頭痛外来 おすすめしたい6医院       現在、慢性的な頭痛に関しては、下記の治療法などで実際に改善している例がございます。 ・筋肉の緊張緩和や姿勢改善 ・発作の頻度を減らし、症状を軽減するために服用する予防薬 ・発作時、または、発作前兆時に服用する頓服薬 ・定期接種で発症を抑える注射(▷詳細はこちら)   当院では頭部CT撮影も即日・予約なしで実施できるので、緊急性の高い脳の疾患による頭痛も鑑別いたします。 まずは頭痛の記録を付けたり検査を実施し、頭痛とあなた自身のことを知るところから始めましょう。 ご自身や周囲の方が、頭痛にお悩みの際は、是非お気軽にご相談ください。     麦島内科クリニック – レビュー  

  • 片頭痛治療注射薬「アジョビ」について

    当院では、注射による片頭痛治療(CGRP関連抗体薬)を実施しております。 片頭痛発作で仕事や学校を休まなくてはならない方、是非ご相談ください。 今月は、2021年8月に発売され、現在注目されている片頭痛治療注射薬「アジョビ」(当院で治療を受けられます)についてご説明いたします。 これまで片頭痛治療薬のみでコントロールが難しかった片頭痛発作を抑えるために作られた、新しい治療薬です。「アジョビ」は反復性片頭痛、慢性片頭痛両方に効果があると言われています。   片頭痛は、脳内に「CGRP」という神経伝達物質が増え、脳の血管に作用して起こると言われています。 近年開発された「アジョビ」は、この「CGRP」の働きをおさえ、片頭痛発作が起こるのを抑えると考えられております。 画像引用;アジョビ®.jp アジョビ®を使用される患者さんへ https://ajovy.jp   【使用方法】 「アジョビ」は初回から、一気に血中濃度をあげて即効性と持続性が期待できます。 投与方法は、以下の3つの投与スケジュールを選ぶことができます。 ・4週間に1回通院して1本ずつ注射 ・12週間に1回通院して3本注射 ・1~3本を持ち帰ってご自身で4週間に1回自己注射 皆様のライフスタイルに合わせた治療を選択することが可能なので一度ご相談ください。 【4週間に1回、1本注射】 【12週間に1回、3本注射】 4週に1回の投与の場合、オートインジェクターによる自己注射も選べます。 画像引用;アジョビ®.jp アジョビ®を使用される患者さんへ https://ajovy.jp   【期待できる効果】 ・片頭痛予防薬を服用の有無にかかわらず、片頭痛の日数が減少します。 ・片頭痛日数が初回投与1週目から減少します。 ・急性期治療薬(痛みが起きた時に飲むお薬)を使う日数が減ります。   【主な副作用】 「アジョビ」でよくみられる副作用は、注射部位反応です。 注射したところに痛み、発赤、かゆみや腫れなどが生じる反応ですが、ほとんどの場合注射した日に出現し、数日以内に消失します。極めて稀な副作用として、重篤な過敏症がおこることがあります。息苦しさ、動悸、寒気や発熱、蕁麻疹等の症状があらわれた場合には救急要請していただくか、次の受診日を待たずにご連絡ください。   【価格(薬剤負担額)】 「アジョビ」は保険適応のお薬です。保険3割負担の場合、4週間に1回投与で約11,800円、12週間に1回投与で約35000円/月になります。   (2026年8月現在) 4週間に1回投与(1回1本) 12週間に1回投与(1回3本) 1割負担(円) 3,931円 11,793円 2割負担(円) 7,862円 23,586円 3割負担(円) 11790円 35,379円 ※薬価は変更されることがありますので正確な価格に関しては必ず当院までお問い合わせください ※別途、通常の診療費、処置料などが加算されます   ご加入の健康保険組合や共済組合によっては、「付加給付制度」を設けている場合があります。これは、1か月の自己負担金額の上限を超えた医療費がご加入の組合から支給される制度です。 これらの制度につきましては、加入されている健康保険組合や共済組合にお問い合わせください。   【中止の目安】 3か月毎に効果を見直し、効果がなければ中止します。中止しても、再開すればすぐに効果を取り戻せることが期待できるお薬です。 治療希望の方は、まず、当院水曜日以外の脳神経内科を受診していただきます。問診をさせていただき、必要に応じて検査を実施し、今までの治療法の見直しもさせていただき、ご納得いただいた方に治療を開始いたします。これまで数十例の実績がありますが、効果が全くない方はごくわずかです。頭痛でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

  • 片頭痛発作治療注射薬(CGRP関連製剤)の薬価が少し下がりました

    2023年6月1日より片頭痛発作治療薬のエムガルディⓇ、アジョビⓇ、アイモビーグⓇの薬価が、それぞれ2000円ほど下がりました。 保険料3割負担の方ですと、600円ほどお安くなります。 (当院では現在エムガルディⓇ・アジョビⓇのみ取り扱っております) 高額な注射薬ですので少しでも下がると助かりますね。 CGRP製剤に関して、詳しくはこちら『CGRP関連製剤Blog』をご参照ください。 確定申告での医療費控除・保険組合の付加給付をご検討の際は、該当薬の計算にご注意ください。 ※薬価は、当院が定めたものではなく、製薬会社の資料などをもとに厚生労働省が定める「公定価格」です

  • 新しい片頭痛治療薬について

    当院でも、注射による片頭痛治療薬の投与を開始いたしました。 今月は、近年注目されている片頭痛治療 注射薬「エムガルティ」についてご説明いたします。 当院でも、「エムガルティ」を使用した治療が可能です。   これまで片頭痛治療薬のみでコントロールが難しかった片頭痛発作を抑えるために作られた、新しい治療薬です。 「エムガルティ」特に慢性片頭痛に効果があると言われています。 片頭痛は、脳内に「CGRP」という物質が増え、脳の血管に作用して起こると言われています。 近年開発された「エムガルティ」は、この「CGRP」のはたらきをおさえ、片頭痛発作が起こるのを抑えると考えられております。 画像引用;エムガルティとともに進める片頭痛治療.「エムガルティの働きと効果」https://www.emgality-patient.jp/effect,(2023-05-26)   ●使用方法 「エムガルティ」は初回2本投与し、一気に血中濃度をあげてより即効性と持続性を有します。 注射の間隔は1か月毎で投与し、慣れてくれば自宅にてご自身で投与する在宅注射も可能です。 画像引用;エムガルティとともに進める片頭痛治療.「エムガルティの投与方法」https://www.emgality-patient.jp/method,(2023-05-26)   ●期待できる効果 ・片頭痛予防薬を服用の有無にかかわらず、片頭痛の日数が減少します。 ・片頭痛日数が初回投与1週目から減少します。 ・急性期治療薬(痛みが起きた時に飲むお薬)を使う日数が減ります。 ●主な副作用 「エムガルティ」でよくみられる副作用は、注射部位反応です。 注したところに痛み、発赤、かゆみや腫れなどが生じる反応ですが、ほとんどの場合注射した日に出現し、数日以内に消失します。 極めて稀なふくさようとして、重篤な過敏症がおこることがあります。息苦しさ、動悸、寒気や発熱、蕁麻疹等の症状があらわれた場合には救急要請していただくか、次の受診日を待たずにご連絡ください。 ●価格(薬剤負担額) 「エムガルティ」は保険適応のお薬です。保険3割負担で初回投与時(2本)約27000円、2か月目以降(1本)約13500円/月です。 ※別途、通常の診療費、処置料などが加算されます。 ※令和5年6月以降、価格が変更されます。保険3割負担で初回投与時(2本)約26000円、2か月目以降(1本)約13000円/月です。 ご加入の健康保険組合や共済組合によっては、「付加給付制度」を設けている場合があります。これは、1か月の自己負担金額の上限を超えた医療費がご加入の組合から支給される制度です。 これらの制度につきましては、加入されている健康保険組合や共済組合にお問い合わせください。 ●中止の目安 3か月毎に効果を見直し、効果がなければ中止します。 効果があったとしても、片頭痛を予防するお薬ですので、中止はご自身の判断で構いません。中止しても、再開すればすぐに効果を取り戻せすことが期待できるお薬です。

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