【要予約】RSウイルスワクチン(アレックスビー)ご予約受付中
当院ではRSウイルスへの感染が重症化する恐れがある方に対し、RSウイルスワクチン(アレックスビー筋注用)の接種を行っております。 RSウイルスワクチンは65歳以上の成人で接種を検討すべきワクチンの1つとして、日本老年医学会のホームページに明記されています。 RSウイルス感染症のワクチンアレックスビーは60歳以上の方が接種可能です。 ※50歳以上で重症化リスクの高い方も接種可能です。 価格 ) 税込27、000円 (2025年9月現在) 接種を検討、またはご希望の方は、かかりつけ医と相談のうえ、 お電話・受付にて必ずご予約をお願いいたします。 RSウイルス感染症とは? RSウイルス感染症はRSウイルスが引き起こす呼吸器感染症です。 RSウイルスは2歳までにほぼ100%が感染し、生涯にわたって何度も感染と発症を繰り返します。 RSウイルス感染症の経過は? 成人の方の多くは軽傷で、発熱や鼻水、咳などの症状があらわれ、数日で回復しますが、高齢者や基礎疾患がある人では、肺炎に至ることもあります。肺炎患者の約1割からRSウイルスの検出が報告されています。 RSウイルス感染症で注意が必要な患者さんは? 高齢者、慢性の基礎疾患(喘息、COPD、心疾患など)、免疫機能が低下している人の場合は、RSウイルス感染症の重症化リスクが高いとされています。 基礎疾患があると、入院リスクが高くなるの? 「喘息」、「COPD」、「心不全」、「冠動脈疾患」、「糖尿病」、これらの基礎疾患がある人はRSウイルス感染症による入院率比が高くなることが報告されています。 RSウイルス感染症の治療と予防 成人におけるRSウイルス感染症による肺炎は、特効薬がありません。 マスク・手洗いが基本的な予防策です。 60歳以上の方はワクチンによる予防が可能です。 アレックスビーの特徴と有効性 アレックスビーを1回接種後、RSウイルス感染症に対する予防効果は、60歳以上で82.6%、基礎疾患がある60歳以上で94.6%でした。 3年目のRSウイルスシーズン終了時(中央値30.6カ月)の予防効果は、60歳以上で62.9%でした。(以上より、3シーズンは効果が認められました) ○接種時の注意点 ◆次の方は予防接種を受けることができません ・明らかに発熱(37.5℃以上)している方 ・重い急性疾患にかかっていることが明らかな方 ・過去にこのワクチンの成分によってアナフィラキシーショックを起こしたことがある方 ・その他、医師が予防接種を受けることが不適当と判断した方 ◆次の方は予防接種を受ける前に、医師にご相談ください。 ・心臓血管系・腎臓・肝臓・血液などの基礎疾患のある方 ・予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた方、全身性発疹などのアレルギーを疑う症状がみられた方 ・このワクチンの成分に対して、アレルギーを起こすおそれのある方 ・過去にけいれんを起こしたことのある方 ・血小板が少ない方や出血しやすい方、抗凝固療法をされている方 ・過去に免疫不全と診断された方、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方 ◆接種後は、以下の点に注意が必要です ① 接種後10分程度は、接種した施設で安静にしていましょう。 (体調の変化がないことを確認しましょう) ② 接種当日は激しい運動を避け、注射部位を清潔に保ってください。 (接種当日の入浴はさしつかえありません) ③ 注射部位の異常な反応や体調の変化を感じた場合は、すぐに医師の診察を受けてください。 接種をお考えの方は一度医師とご相談のうえ、ご予約をお願いいたします。 お電話でご予約される方は、上記の注意事項をよくお読みの上、ご予約をお願い致します。