頭痛体操のご紹介 ~片頭痛の予防や緊張型頭痛の緩和に~
【頭痛体操とは】 頭痛体操は、片頭痛の予防や、緊張型頭痛をやわらげるのに役立つ体操です。 頭痛体操は日本頭痛学会でも日常的なケアとして推奨していて、首や肩の筋肉をほぐすことで、頭痛を起こしにくい状態に整えます。 首の周りの筋肉は、頭を支えたり動かしたりする役割があります。長年にわたり頭を支えているため、この筋肉には疲労がたまりやすく、硬くなります。 これが頭痛の原因の一つとなります。頭痛体操で、頭と首を支える筋肉(インナーマッスル)をストレッチし、筋肉のこりや疲れを和らげましょう。 体操を続けることで、症状がやわらいだり、頭痛の頻度が減っている患者さんがいらっしゃいます。頭痛体操は継続が大事です。今回ご紹介する体操は隙間時間に簡単にできるものです。毎日少しずつでいいので続けて見ましょう。 【頭痛体操のポイント】 ・首は動かさずに行いましょう ・肩と腕をゆっくり大きく動かします ・リラックスして行うことが大切です ◆注意事項 次のような場合は体操を控えてください ・片頭痛の発作中 ・強い頭痛があるとき ・発熱を伴う頭痛があるとき ※体操中に痛みが強くなった場合は、すぐに中止してください。 【体操① 腕を振る体操】 首の後ろの筋肉を伸ばします。 正面を向き、肘を軽く曲げ、脇を開きます。 頭を動かさずに、体の軸を中心に、図のように体をひねります。 首を支える筋肉をリズミカルにほぐします。 ★ポイント ・頭は動かさない ・腕の力は抜く ・体の軸を意識する 引用「エーザイ株式会社「1日2分の頭痛体操」監修 坂井文彦先生」 より 【体操② 肩を回す体操】 僧帽筋(首から背中にかけての筋肉)を伸ばします。 肘を軽く曲げて、肩を前後に回します。 前に回すときはリュックサックを背負うような感覚で、後ろに回すときは洋服を脱ぐような感覚で行います。 慣れてきたら、少し大きく動かしてみましょう。 【体操③ 座ってできる体操】 椅子に座り、両足をそろえ、顔を正面に向けたまま、 左右の肩を交互に前へ突き出すように体を回します。 引用「エーザイ株式会社「1日2分の頭痛体操」監修 坂井文彦先生」 より ・片頭痛とは 片頭痛は発作的に起こり4~72時間持続し、片側性のズキズキと脈打つような拍動性の痛みを特徴としています。 片頭痛の名称の由来は片側が痛むこととされていますが、実際には4割近くの患者さんが両側性の頭痛も経験されています。また、非拍動性の片頭痛発作もあります。 頭痛発作中は感覚過敏となって、ふだんは気にならないような光、音、臭いを不快と感じる方が多いようです。また、吐き気や嘔吐を伴うことも多く、階段昇降など日常的な動作によって頭痛が増強するため、寝込んでしまい学校や仕事に支障をきたすこともあります。 ・緊張型頭痛とは 緊張型頭痛は一次性頭痛のなかで最も多い頭痛の1つで、頭の両側が圧迫されるような、あるいは締めつけられるように痛むのが特徴です。頭痛の程度は軽度~中等度で、頭痛のために日常生活に支障が出ることはあっても寝込んでしまうようなことはありません。 緊張型頭痛はストレス頭痛とも呼ばれ、筋緊張を伴います。頭を支えている首から肩への筋肉に、ストレスにより強い負担がかかり、頭痛の原因となります。 【こんな症状に注意】 いつもと違う頭痛がある場合は、すぐに受診してください。 ・強い吐き気 ・ろれつが回らない ・物が二重に見える ・めまい、けいれん 重大な病気が隠れていることがあります。 ◆いつもと異なる頭痛には注意しましょう。 頭痛には、病気が原因となる「危険な頭痛」の場合もあります。 特に代表的なものに「くも膜下出血」や「髄膜炎」があり、命に関わる重大な病気です。 普段とは違う吐き気、ろれつが回らない、物が二重に見える、めまい、けいれんなどの症状がある場合は、速やかに医師の診断を受けてください。 近年、頭痛治療の選択肢が広がっています。 辛い頭痛でお悩みの方は、是非一度当院にてご相談ください。 頭痛でお悩みの方は、水曜日以外毎日、脳神経内科で診療しております。 重度の場合は、当日予約なく頭部CTスキャンも実施しております WEBで、当日の診療順番受付も行っております(順番受付はこちら )。 ※上記順番予約はご自宅や外出先からあらかじめ診察の順番を取得するもので時間帯を指定してのご予約はできません。