Month: July 2026

  • 発熱・感染外来について

      当院では、高齢で体力の低下している慢性疾患の患者様が多いため、発熱・風邪症状の患者様の診療は、通常診療と時間を分けて行っております。   現在、感染外来はお昼の時間帯に終始屋外で実施しておりますが、 猛暑による体調悪化の可能性もあるため、新型コロナ抗原検査を実施し陰性だった場合は院内で待機していただけるように変更いたします。(夏季のみ) ※抗原検査が陰性だった場合、原因を特定するための追加検査が必要になる場合があり、お待ちいただく時間が長くなるため今回の措置をとらせていただきます。   それに伴いまして通路の関係上、車いすをご利用の患者様やCT検査ご希望の患者様は、恐れ入りますがお早めのご来院いただきますようお願いいたします。   また、リハビリ科へご来院になり、リハビリ終了時刻が12時以降となる患者様につきましては、感染症外来の患者様が院内に待機されている場合に限り、お帰りの際に通常とは異なる通路をご案内させていただく場合がございます。     ご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。     ※風邪症状のある方が通常診療時間にいらした場合は、感染外来へのご予約を案内させていただきます ※風邪の治療のための来院ではなくても、風邪症状のある方は院内へのご案内はできかねますので、予めご了承ください   発熱・感染外来に関して、詳しくは下記BLOGをご参照ください。 ▶『発熱・風邪症状の方はお昼の感染外来へ』 ▶『屋外で行う発熱・感染外来についての注意点』

  • 熱中症が急増しています 体調の変化に気を付けましょう

      熱中症は、高温環境下での体温調節がうまくいかずに発生する健康障害です。近年、夏の気温上昇に伴い、熱中症のリスクが増加しています。   屋外だけではなく、屋内で安静にしている時でも熱中症を発症する場合があります。東京消防庁によると、昨年の熱中症の救急要請時(東京消防庁管内)に、発生場所で最も多かったのは住宅などの居住場所 3,288人(36.0%)でした。次いで道路・交通施設等で3,185人(34.9%)です。     気温が高くなくても湿度が高いと、熱中症になることがありますので、家庭内でも注意が必要です。熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけ、熱中症による健康被害を防ぎましょう。   熱中症の種類 ◆脱水症状 脱水症状は、主に水分が不足することによって起こります。体内の水分が不足すると、血液の循環が悪化し、細胞の機能が低下します。   ◆熱疲労 熱疲労は、過度の発汗や水分喪失により、体温が正常範囲を超える状態です。軽度の頭痛や吐き気、脱力感が伴うことがあり、早期の対処が求められます。   ◆熱射病 熱射病は、体温が40度以上に達する危険な状態で、意識障害を伴うことがあります。時間が経過するほど、生命に関わる可能性が高まります。   症状 ◆初期症状 頭痛、めまい、立ちくらみ、生あくび こむら返り、筋肉痛、手足のしびれ 大量の発汗   ◆重症化した場合の症状 意識障害(ぼんやりする、意識を失う)、体温が40度以上 息切れ、顔色が悪くなる、汗が出ない(熱射病の場合)   熱中症の原因 ◆高温多湿の環境 特に湿度が高いと、気温が高くなくても、汗が蒸発しにくくなり、体温調節が難しくなります。   ◆運動や労働による身体的負荷 特に炎天下での作業や運動は、体温の上昇を促進します。   ◆年齢や体調の影響 高齢者や子どもは、熱中症にかかりやすい傾向があります。また、慢性疾患を持つ人もリスクが高くなります。   予防法 水分補給の重要性 定期的に水分を摂取することが不可欠で、特にスポーツドリンクなどの電解質を含むものが効果的です。経口補水液を用意しておくのもよいでしょう。   服装の選び方 通気性が良く、軽い素材の服装を選ぶことが重要です。色も明るいものが良いでしょう。   適切な休憩方法 こまめに休憩を取り、日陰で体を冷やすことが大切です。   環境調整 室内では冷房を使用し、温度管理を行うことで、熱中症のリスクを下げることができます。   もし熱中症になった場合 自己応急措置 直ちに涼しい場所に移動し、水分を補給します。服を脱ぎ、体を冷やす工夫をしましょう。   医療機関への受診 症状が改善しない場合や重症化の兆候が見られる際は、速やかに医療機関を受診してください。   自力で水が飲めない、 意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう!     熱中症は、高温多湿な日本の夏には特に注意が必要な健康リスクです。予防の意識を持ち、普段からの対策を心がけることが、自分自身や周囲の人々の健康を守るために重要です。 特に家庭内でのリスクを認識し、適切な環境を整えましょう。   脱水や熱中症の兆候(めまい、頭痛、意識障害)があれば速やかに医療機関を受診しましょう。 食欲不振が長引く、倦怠感が強い場合は内科受診を検討してください。   不安な症状などがあれば、お気軽に当院までご相談ください。

  • 最新の片頭痛治療とは?

    片頭痛治療薬「トリプタン・ゲパント・CGRP関連薬」それぞれの役割と使い分けについて   「片頭痛は市販の鎮痛薬で我慢するもの」 そう考えている方は少なくありません。ですが、片頭痛は単なる「頭痛」ではなく、日常生活や社会活動に大きな影響を及ぼす神経疾患です。   近年の研究によって片頭痛の病態解明が進み、新しい治療薬も次々に登場しています。現在は、痛みを抑えるだけでなく、片頭痛そのものを起こりにくくする治療が広く行われるようになりました。   この記事では、現在の片頭痛治療の中心となっている    💊 トリプタン製剤  💊 ゲパント製剤  💉 CGRP抗体注射 について、それぞれの特徴や違い、どのように使い分けられているのかをご紹介いたします。   片頭痛はどうして起こるの? 以前は、「片頭痛は脳の血管が広がることで起こる」と考えられていました。 現在では、三叉神経という神経が過敏になり、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)という物質が放出されることで、炎症や痛みが引き起こされる病気と考えられています。   CGRPが放出されると、    →炎症が起こる  →血管が拡張する  →痛みを伝える神経が刺激される   という一連の流れが始まり、「ズキズキ」と脈打つような痛みや、吐き気、光・音への過敏さなどの症状が現れます。 現在の片頭痛治療は、このCGRPや三叉神経の働きをいかにコントロールするかが大きなテーマになっています。   トリプトン製剤とは?片頭痛発作を止める代表的な薬 トリプタン製剤は、1990年代から使われている片頭痛治療薬で、現在でも発作時治療の第一選択となることが多い薬です。   主な特徴は、    発作時に服用する薬  比較的速やかに痛みを抑える  吐き気や光・音への過敏さも改善することがある   という点です。   ◆なぜ「痛くなり始め」に飲むことが大切なの?   片頭痛は、突然ピークの痛みになるわけではありません。 発作が始まると、    1.三叉神経が興奮する  2.CGRPなどの物質が放出される  3.炎症が広がる  4.痛みを伝える神経がどんどん敏感になる   という経過をたどります。 トリプタン製剤は、この連鎖が広がる前にブレーキをかける薬です。   そのため、「痛くなり始めたら、できるだけ早く服用する」ことが最も効果的とされています。   片頭痛が数時間続くと、脳や脊髄の痛みを処理する回路自体が敏感になっているため、十分な効果が得られないことがあります。 そのため、「我慢してから飲む」よりも、「早めに飲む」ことが重要なのです。     ゲパント製剤とは? 新しいタイプの片頭痛治療薬 近年登場したゲパント製剤は、片頭痛の原因物質であるCGRPの働きを直接ブロックして痛みの信号や炎症を抑える仕組みの飲み薬です。 日本では、「ナルティークOD錠」や「アクイプタ錠」が近年承認・発売されました。   トリプタン製剤と異なり、血管を収縮させる作用がほとんどありません。 そのため、    トリプタンが効かなかった人  トリプタンの副作用が気になる人  心血管疾患などでトリプタンが使いにくい人   にとって、新しい選択肢となっています。 また、薬によっては発作時の治療だけでなく、予防目的でも使用できることが特徴です。   CGRP抗体注射とは? 片頭痛を起こりにくくする治療 CGRP抗体注射は、頭痛を引き起こす原因物質の一つである「CGRP」を狙い撃ちにする予防治療薬です。 CGRP抗体注射は、「痛みを止める薬」ではなく、片頭痛そのものが起こる回数を減らすための予防治療です。   日本で承認されているCGRP抗体注射は以下の3種類です。   💉 エムガルティ 💉 アジョビ 💉 アイモビーグ   月1回程度の注射で、CGRPの働きを長期間抑えることで、    頭痛の日数を減らす  痛みの強さを軽くする  発作時に必要な薬の回数を減らす   ことが期待できます。 「毎月何回も片頭痛がある」「市販薬やトリプタンを何度も使っている」という方では、こうした予防治療が検討されます。   ゲパント製剤とCGRP注射はどちらもCGRPという同じ仕組みを標的にしていますが、「必要なときだけ使うか」「ずっと予防するか」というふうに役割が少し違います。   ゲパント製剤 CGRP注射 飲み薬 注射 発作時に飲める 発作時には使わない(予防専用) 予防にも使える薬がある 予防専用 毎日または必要時に服用 月1回程度の注射 […]

  • 「従来の健康保険証」が窓口で使える特例措置は7月末で終了します

    特例措置について  依然として従来の健康保険証を利用する方が一定数いる状況を踏まえ、厚生労働省は特例措置として、有効期限が切れた従来の健康保険証を持参した場合でも、医療機関を受診できる猶予措置を実施してきました。    この特例措置は、本年7月31日をもって終了します。  8月1日以降は従来の健康保険証はご利用いただけません。    受付では、マイナ保険証をお持ちの方は「マイナ保険証」を、マイナ保険証をお持ちでない方は「資格確認書」をご提示ください。 なお、まだどちらもお手元にない方は、お早めにご準備ください。   従来の保険証について  従来の健康保険証は、2024年12月2日以降、新たに発行されなくなり、マイナンバーカードを利用した「マイナ保険証」を基本とする仕組みに移行しています。 ※従来の健康保険証の有効期限は、2025年12月1日で終了しています。   ◆有効期限が書かれていない保険証も対象です  会社員が加入する健康保険組合などが発行する保険証には、券面に有効期限が記載されていないものがあります。そのため、「有効期限がないので、引き続き使える」と誤解されることがあります。 しかし、有効期限の記載がない保険証も、健康保険証として利用できる最終期限は2025年12月1日で終了しています。それ以降は、従来の健康保険証は使用できません。     まだマイナ保険証をお持ちでない方へ  これまで健康保険証で行っていた医療保険の資格確認を、マイナンバーカードで便利に行うことができます。  ご利用の際は受付に設置されている、顔認証付きカードリーダーで読み取りを行います。これまでよりも正確な本人確認や資格確認ができるだけでなく、同意に基づいて過去の医療情報や処方されたお薬等の情報を正確に共有できるなど、様々なメリットがあります。   利用登録・メリットなどの詳細について厚生労働省のホームページで解説していますので下記をご参照ください。 ▶利用登録や、受付の方法についてはこちら(※外部サイトが開きます) ▶メリットなどの詳細についてはこちら(※外部サイトが開きます)

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