呼吸器

  • 不眠症と睡眠時無呼吸症候群について

      最近の本邦の疫学調査によると、不眠を訴える人は、国民の23.5%にのぼります。また、睡眠の質に満足できなかった人が21.8%、日中に眠気を感じた方は34.8%であり、睡眠に関する悩みを抱える方が多いことが分かっています。     睡眠時無呼吸症候群は、ご家族から「いびきが大きい」、「呼吸が止まっている」と指摘されて受診される方が多い疾患です。ですが、特に指摘がない場合でも、朝起きても熟睡感がない、日中に強い眠気に襲われるなどの症状がある方には、一度検査を受けることをお勧めします。   【ご相談をお受けしています】 当院では、一般内科、脳神経内科(水曜日を除く・予約不要)、呼吸器内科(金曜日・予約制)、循環器内科(水曜日・予約制)でご相談をお受けしております。 必要に応じて、ご自宅で実施できる簡易式睡眠時無呼吸検査を行い、睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断した場合には、持続陽圧呼吸療法(CPAP)を開始いたします。   CPAP療法とは、睡眠中に鼻マスクを装着し、一定の圧力をかけた空気を送り込むことで、気道の閉塞を防ぐ治療法です。   【睡眠時無呼吸症候群(SAS)と関連の深い疾患・原因】 睡眠時無呼吸症候群(SAS)と関連の深い疾患や原因には、以下のようなものがあります。重症の場合は、低酸素状態が続くことで脳血管疾患や心疾患の発症リスクが高まるため、注意が必要です。   @呼吸器疾患:慢性閉塞性肺疾患(COPD、タバコ病)、気管支喘息 @循環器疾患:高血圧症、不整脈、虚血性心疾患、心不全 @脳神経疾患:アルツハイマー病、脳血管障害、パーキンソン病 @精神科疾患:うつ病、不安症、双極性障害、統合失調症 @その他、SASになりやすい原因 :肥満症、小顎症、扁桃肥大、鼻閉(慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎等)、加齢     CPAP療法では月一回の定期受診が必要ですが、不眠や日中の眠気の改善が期待でき、より快適な日常生活につながります。 気になる症状ある方は、まずはご相談ください   参考:日本医師会雑誌 第155巻 第3号

  • 5/31は世界禁煙デー これを機に禁煙治療を考えてみませんか?

      世界禁煙デーという日があることをご存じですか? 毎年5月31日は、世界保健機関(WHO)が定めた世界禁煙デー(World No Tobacco Day)です。 喫煙は世界中で心血管疾患、呼吸器疾患、がんなどの様々な病気の原因となっており、年間800万人以上が喫煙関連の疾患で死亡しています。また、そのうち約129万人が受動喫煙による死亡であると考えられています。   日本では1992年から、WHOの世界禁煙デーからの1週間、5月31日〜6月6日を厚生労働省が「禁煙週間」と定めています。「望まない受動喫煙のない社会の実現」を目標に掲げ、さまざまな対策を講じています。   今年の禁煙デーをきっかけに、禁煙治療を開始してみませんか?   【自力で禁煙するより禁煙補助薬や禁煙治療が効果的】 喫煙はニコチン依存症(あるいはニコチン中毒)と言う1種の薬物依存症です。従来は精神方法で禁煙を目指したため失敗率が高く、挫折感が残り、禁煙はとても辛いものでしたが、現在は禁煙補助薬(貼付薬あるいは内服薬)を使うことにより、無理なくタバコを止めることができるようになりました。   禁煙外来では、一定の条件を満たせば保険で禁煙補助薬の処方が受けられ、医師のアドバイスも受けることができます。   近年、治療方法が進化し、禁煙治療を終了した人の約7割の人が禁煙に成功しているとされています(※5回の禁煙治療終了者のうち、治療終了時に4週間以上の禁煙に成功した者の割合)。   禁煙を考えている方は一度ご相談ください。   【禁煙外来について】 禁煙治療は12週で計5回の通院が基本です。   禁煙治療の費用をご心配されていませんか?禁煙治療は保険適用になりますので、3割負担もしくは1割負担で治療を受けることが出来ますのでご安心ください。 ※禁煙治療(12週)にかかる費用は以下の通りですが、処方された薬によって金額が異なります。   たばこを吸うと、①ニコチンへの身体的依存、②喫煙習慣への心理的依存、という2つの依存が生じるため禁煙したくても自力での成功はなかなか難しいもの。 身体的依存には禁煙補助薬、心理的依存に対しては禁煙アプリが有効です。     ニコチンパッチの場合*6 チャンピックスの場合*6 チャンピックス+アプリ及び COチェッカーの場合*6   費用 自己負担額 (3割負担) 費用 自己負担額 (3割負担) 費用 自己負担額 (3割負担) 診療所 初診料+再診料*1 7,780円 5,830円 7,780円 6,040円 7,780円 13,660円 ニコチン依存症管理料*2 9,620円 9,620円 9,620円 アプリ及びCOチェッカー 指導管理料·材料加算 – – – 院外処方箋料*3 2,040円 2,720円 2,720円 保険薬局 調剤基本料·調剤料*4 2,910円 7,260円 6,370円 13,920円 6,370円 13,920円 禁煙補助薬*5 21,280円 40,040円 40,040円 合計 43,630円 13,090円 66,530円 19,960円 91,930円 27,580円 *1:禁煙のみを目的に、診療所で治療を受けると仮定。再診料には外来管理加算を含むと仮定。 (注)他の疾患の治療にあわせて禁煙治療を受ける場合、初診料および再診料については重複して支払う必要はありません。 *2:5回の通院全てを対面で行うものと仮定。 *3:院外処方で、禁煙補助薬のみ処方されると仮定。 *4:調剤基本料1で算出。調剤料のほか、一般的な薬剤服用歴管理指導料を含むと仮定。 *5:禁煙補助薬を標準的な用法·用量で使用すると仮定。 *6:上記費用は2020年11月に改定された診療/調剤報酬点数に基づいて算出。   【呼吸器疾患との深刻な関連】 ◆ 喫煙はCOPD・肺がん・間質性肺炎の発症・進行に直結 ◆ 加熱式タバコでも動物実験で肺気腫・炎症・血管傷害が確認 ◆ ニコチンは呼吸器感染症リスクを高め、重症化を促進     禁煙は慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺癌などの呼吸器疾患のみならず、動脈硬化を基盤とするさまざまな病気の危険因子です。禁煙することにより、喫煙の関連した健康被害を予防し、健康的に暮らすことができます。   【禁煙後の体の変化】   *出典:「禁煙の効果」(厚生労働省健康づくりサポートネットhttps://kennet.mhlw.go.jp/information/information/tobacco/t-08-001)     当院の禁煙外来は、内科(予約不要)、呼吸器内科(金曜午前のみ・予約制)で実施しております。 […]

  • RSウイルス感染症に対する母子免疫ワクチン(アブリスボ)定期接種開始しました(予約制)

      妊婦の方を対象としたRSウイルス感染症に対する定期予防接種が、本年度から開始されました。 RSウイルスワクチンを妊娠中に接種することで、乳幼児の肺炎・細気管支炎の主要な原因である、RSウイルスの感染を防ぐことができます。 当院でも受付を開始いたしました。ご希望の方は下記をお読みいただきご予約ください。     【RSウイルス感染症とは】 RSウイルスは、特に小児や高齢者に呼吸器症状を引き起こすウイルスで、1歳までに50%以上、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染するとされています。  初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難、さらに細気管支炎の症状が出るなど、重症化することがあります。 2010年代には、年間12万人~18万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルス感染症と診断され、3万人~5万人が入院を要したとされています。また、入院例の7%が何らかの人工換気を必要としたとする報告もあります。 【実施期間】  令和8年4月1日から   【対象者 】  接種日時点で、妊娠28週0日から36週6日までの妊婦の方  ※妊娠ごとに接種可能です  ※接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないため、妊娠38週6日までに出産を予定している場合は、かかりつけの産婦人科医にご相談ください。   【費用】  自己負担なし   【ご予約方法】  予診票が届きましたら、窓口またはお電話にてご予約ください。    ※ご予約に合わせてワクチンを手配するため、ご予約から接種日まで1週間程度お時間をいただきます。ご希望の方は、余裕をもってご予約ください。  ※事前に、かかりつけの産婦人科医等とご相談のうえ、ご予約ください。   【予診票の送付時期】  令和8年4月に接種対象となる方には、令和8年3月下旬に各自治体より送付済みです。それ以外の方は、妊娠届を提出後、おおむね1~2か月後に各自治体より発送されます。    ※送付時期を過ぎても予診票が届かない方、転居・転入された方、予診票を紛失された方など、予診票の(再)発行が必要な場合は、各自治体にお問い合わせください。   【使用ワクチン】  組換えRSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン)  商品名:アブリスボ®筋注用(ファイザー社製)   <母子免疫ワクチンとは> 妊婦が接種すると、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時から病原体に対する予防効果を得ることができるワクチンです。   【接種当日の持ち物】 1. 記入済みの予診票 2. 母子健康手帳(分娩予定日が記載されているもの) 3. マイナンバーカードなど本人確認書類     【注意点】 1.予診票がない場合、定期接種を受けることはできません。 2.他院に通院中の方は、必ず主治医とご相談のうえご予約ください。 3.副作用の説明、接種に注意が必要な方や接種できない方に関する詳細は、予診票に同封のお知らせに記載されています。必ずご一読のうえご予約ください。 4.未成年の方が接種を希望する場合は、原則として保護者同伴でお越しください。 5.15歳以下の方が接種を希望する場合は、保護者の同意が必要となります。     【里帰り出産を予定されている方】 住民票のある区内の協力医療機関、またはそれ以外の22区内の各区と契約した協力医療機関(練馬区民は西東京市および武蔵野市も含む)では、お持ちの予診票で接種できます(当該自治体の予防接種協力医療機関であることをご確認ください)。   それ以外の市町村で予防接種を希望する場合は、接種前に「予防接種実施依頼書」の交付が必要となる場合があります。手続きについてはお住いの自治体にお問い合わせください。 また、滞在先の自治体によっては自己負担額が異なる場合がありますので、あわせてご確認ください。     定期接種の詳細については、各自治体の公式ホームページをご確認ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にスタッフまでお声かけください。   ▶練馬区公式ホームページはこちら ▶板橋区公式ホームページはこちら  

  • 65歳の方へ 肺炎球菌ワクチンのお知らせ

    自治体からの助成で肺炎球菌ワクチンを接種できるのは、65歳の時だけです! 「肺炎」は、日本の主な死因第5位の病気です。肺炎による死亡は決して珍しいことではありません。また、高齢者は一度肺炎にかかると、体力や身体機能が低下し、これまで当たり前にできていた生活ができなくなってしまうこともあります。   「肺炎」を起こす原因菌は様々ありますが 、“肺炎球菌” が一番多いことをご存じですか? 肺炎球菌は、日本人の高齢者の約5~10%は、鼻や喉の奥にこの菌が常在しているとされています。主に咳やくしゃみなどによる飛沫感染で広がり、重症化すると気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。   肺炎球菌の感染による 肺炎を予防する 1つの手段として ワクチン があります。 肺炎の予防のためにも、定期接種で肺炎球菌のワクチンを接種できるこの機会に、ワクチン接種を考えてみませんか? 注:66歳以上の方が接種を受けるときは任意接種(全額自己負担)となります。   当院での接種をご希望の方は、予診票が届きましたら、窓口またはお電話にてご予約ください。   定期接種の対象者   1.65歳の方 2.60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓・呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害により、身体障害者手帳1級相当の障害がある方(身体障害者手帳等証明できるものが必要です)   ※注意:年度末の年齢ではなく、接種日時点の年齢が基準となります。 ※注意:予診票が届いた場合でも、過去に肺炎球菌ワクチン(23価)を接種したことがある方は、定期接種の対象外です。 ※注意:脾臓を摘出された方は、肺炎球菌ワクチン(23価)の接種に健康保険が適用される場合があります。接種前に医療機関へご相談ください。   接種期間    1.65歳の方    65歳の誕生日前日から66歳の誕生日前日まで    2.60歳以上65歳未満で対象となる障害がある方    令和8年3月31日まで  ※詳しくは、予診票に記載の有効期限をご確認ください。     費用   ◆ 自己負担額 5,500円 ※令和8年3月末までに定期接種用の予診票がすでに届いている方は、4,000円で接種可能です。 ※生活保護受給中および中国残留邦人等支援給付受給中の方は、接種費用が免除(無料)されます。予診票に「自己負担額なし」と記載があることをご確認ください。     ご予約方法   予診票が届きましたら、窓口またはお電話でご予約ください。 ※ワクチン取り寄せのため、ご予約から接種まで1週間程度お時間をいただきます。     使用ワクチン 沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)を使用し、1回筋肉内に接種します。 なお、令和8年度より、定期接種で使用するワクチンは 23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(PPSV23)から 沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)へ変更されました。     接種当日の持ち物   1. 記入済みの予診票 2. マイナンバーカードなど身分を証明できるもの   予診票について   ・65歳の方  誕生日前月または当月に各自治体より送付されます。 ・60歳以上65歳未満で対象となる障害がある方  60歳の誕生月の前月から誕生日前までに送付されます。   送付時期を過ぎても予診票が届かない方、転入された方、紛失された方など、再発行が必要な場合は各自治体へお問い合わせください。     注意点   1.予診票がない場合、定期接種を受けることはできません。 2.他院に通院中の方は、必ず主治医とご相談のうえご予約ください。 3.他ワクチンとの同時接種が可能な場合もありますが、当院では別日の接種を推奨しています。同時接種をご希望の方は、事前に医師または看護師へご相談ください。   ◆ 接種にあたり注意が必要な方 以下の方は、接種前に医師へご相談ください。 ・これまでに予防接種後2日以内に発熱や発疹などのアレルギー症状が出たことがある方 ・けいれんを起こしたことがある方 ・ワクチン成分(ジフテリアトキソイドを含む)に対してアレルギーの可能性がある方 ・血小板減少症、凝固障害のある方、または抗凝固療法を受けている方   定期接種の詳細については、各自治体のホームページをご確認ください。 ご不明な点がございましたら、お気軽にスタッフまでお声かけください。   ▶練馬区公式ホームページはこちら ▶板橋区公式ホームページはこちら    

  • 肺がんが心配な方、ご相談ください

      🫁 肺がんが心配な方へ 当院の肺がん診療の特徴 ― 専門医による迅速・高精度な診断 ―   ① 肺がん専門の呼吸器内科医が診療 当院では、肺がん診療を専門とする呼吸器内科専門医(要予約)が診察を担当します。 画像のわずかな異常も見逃さず、必要な検査・治療方針をご説明します。 (又、呼吸器内科専門外来日以外の一般内科(毎日)でも、診察検査(CT等)を実施し、必要に応じて呼吸器内科専門医に紹介いたします)   ② 予約なしで胸部CT検査が可能 「咳が続く」「レントゲンで影を指摘された」 そんなとき、その日のうちに胸部CT検査が可能です。 CTはレントゲンよりもはるかに詳細に肺を確認でき、早期肺がんの発見に非常に有効です。   ③ 迅速な診断と連携医療 精密検査や手術・抗がん剤治療が必要な場合は、速やかに専門病院へご紹介いたします。 診断から治療まで、安心して任せていただける体制を整えています。   (呼吸器内科専門外来の診療日は金曜日の午前となります。予約制となっておりますので窓口またはお電話でご予約をお願い致します。 初診の一般内科では予約は必要なく受け付けており、検査も行っております。)   肺がんは早期発見が重要です 肺がんは初期症状がほとんどありません。 しかし、早期に発見できれば治療成績は大きく向上します。 このような方は胸部CTをおすすめします   長引く咳(2週間以上) 血痰 胸の痛み 息切れ 健診の際に、胸部レントゲンで「影」を指摘された 喫煙歴がある方(最低一回は胸部CTをお勧めします) ご家族に肺がんの既往がある方 50歳以上で検査を受けたことがない   胸部CT検査のメリット   小さな病変(数mm)も発見可能 早期がんの発見率が高い 検査時間は短時間 当日結果説明が可能(※混雑状況による)   よくあるご質問 Q. 症状がなくても検査できますか? はい。喫煙歴のある方、心配な方は検査をお勧めします。   Q. 被ばくは大丈夫ですか? 医療用CTは適切に管理されており、必要性がある場合には有益性が上回ります。   まずはお気軽にご相談ください   肺がんは早期発見で治癒率が大きく向上します。 「様子をみよう」と思わず、少しでも気になる症状があればご来院ください。    当院の肺がん診療体制   肺がん専門医による診察 予約なしCT検査 迅速な結果説明 高次医療機関との連携    【練馬区・板橋区で肺がん検査なら】 予約なしで胸部CTが可能|肺がん専門 呼吸器内科・放射線専門医所属してます   当院では、肺がん専門の呼吸器内科医が診療を行っています。 又、放射線科専門医もおり迅速な診断が可能です 「咳が止まらない」 「健康診断で肺に影を指摘された」 「喫煙歴があり不安」 そのような方に対し、予約なしで胸部CT検査を実施可能です。      胸部CTとレントゲンの違い   項目 レントゲン 胸部CT 小さな病変 見つかりにくい 数mmでも検出可能 精度 中等度 高精度 早期がん発見 難しい場合あり 有効      当院の強み(練馬区・板橋区エリア対応)   ① 肺がん専門医による診療 CT画像を呼吸器内科専門医、放射線科専門医が直接読影・説明します。 小さな異常も見逃さない体制です。   ② 予約なしで胸部CTが可能 練馬区エリアでは、当日CTが可能なクリニックは多くありません。 当院では症状がある場合、その日のうちに検査が可能です。   […]

  • チャンピックスによる禁煙外来再開しました

    チャンピックス 流通再開し、禁煙外来で処方再開しました   しばらく停止していた流通が正常化したので、当院でもチャンピックスによる禁煙外来を再開しました。 安全性が確認されたうえ、経済的にも医学的にもメリットがあるので、この機会に再度禁煙へのチャレンジをお勧めいたします。   チャンピックスは、一部ロットに発がん性の懸念があるとされる不純物が混入していたため、一時的に出荷停止となっていましたが、以下のとおり安全性が確認されたことにより、このたび流通が再開しました。   ●より厳しい国際基準で再評価しても健康への影響は極めて低い ●製造方法・品質管理を全面的に見直し、国内でも安全性を確認 ●日本の規格変更(一変申請)が承認され、2025年10月30日より通常出荷が再開   したがって、当院でもチャンピックスは安全性が確認された「有効な禁煙治療薬」として再び処方できるようになりました。     チャンピックスとニコチネルパッチの違い   チャンピックス出荷停止時に活躍していた禁煙治療には「貼り薬(ニコチネルパッチ)」があります。 当院でもチャンピックスが処方できない期間、ニコチネルパッチを処方しておりました。 「飲み薬(チャンピックス)」と比較しながら、それぞれの特徴を簡潔に整理すると以下の通りです。   ≪ チャンピックス(飲み薬)≫ ●ニコチンは含まれない ●脳のニコチン受容体に作用し、吸いたい気持ちを抑え、吸っても満足しにくくする ●医療現場で成功率が高い治療として長く第一選択 ●治療期間:12週間   ≪ ニコチネルパッチ(貼り薬)≫ ●ニコチンを皮膚から補充する置換療法 ●離脱症状を軽減 ●かぶれ・かゆみなど皮膚トラブルが出る人も ●治療期間:約8週間     チャンピックスがパッチを上回るポイント   特に以下の 4 点でチャンピックスは優れた効果を示しやすいとされています。    ●離脱症状と「吸っても満足できない」両面に作用 ●ニコチンを体内に入れない治療 ●皮膚トラブルが起きない ●禁煙成功率が高く、医療機関で標準治療として選ばれやすい   停止期間中、「本当は飲み薬で挑戦したかったがパッチを選んだ方」や「チャンピックスで成功したが再喫煙した方」も多くいます。 今回の流通再開は、最適な再スタートの機会です。     チャンピックスでやり直す場合の注意点   ≪ 禁煙外来を保険で再度受診するための条件≫ ●TDS(ニコチン依存症テスト)5点以上  ※下の画像参照 ●今すぐ禁煙するという意思がある ●前回の禁煙治療の「初回診察日」から1年以上経過している 以前の処方薬が、パッチ(貼り薬)でもチャンピックス(飲み薬)でも、前回の禁煙外来の初診から1年以上経っていれば、再び保険で治療が可能です。     チャンピックス服用のしかた チャンピックスは飲み始めの1週間に徐々に服薬量を増やし、服用後から禁煙を開始します。 初回診察から2、4、8、12週後に再度診察を行い禁煙状況や症状等を確認していきます。 ※出展:ファイザー株式会社「チャンピックス 服薬指導箋」https://www.pfizerpro.jp/medicine/champix     いまこそ、禁煙を成功させる絶好のタイミングです   チャンピックスが復活し、禁煙外来の選択肢が本来の形に戻りました。 「パッチでうまくいかなかった」 「チャンピックスで成功したが再喫煙した」 「今回こそ本気でやめたい」 そのような方は、是非一度当院にてご相談ください。 禁煙外来は、一般内科(予約不要)、呼吸器内科(金曜午前のみ・予約制)で実施しております。 【禁煙外来】 月 火 水 木 金 土 午前 (受付8:45-11:30) 内科 [真理医師] 内科 [真理医師] 内科 [清純医師] 内科 [真理医師] 内科/呼吸器(要予約) [真理医師/松本医師] 内科 [真理医師] 午後 (受付14:45-18:00) 内科 [真理医師] 内科 [真理医師] 内科 [清純医師] 内科 [真理医師] 内科 [真理医師] […]

  • 呼気中一酸化窒素ガス分析検査(FeNO)を導入しました

    当院では、新たに 「呼気中一酸化窒素ガス分析検査(FeNO)」 を導入いたしました。 この検査は、喘息やアレルギー性気管支炎などの気道の炎症を簡単に調べることができる呼吸器疾患に特化したものです。   🩺 FeNO検査とは? 患者様の吐く息を調べることで、気道の炎症の程度がわかる検査です。 息をゆっくりと吐くだけで、痛みもなく数分で終わります。   ✅ このような方におすすめです: ● 長引く咳や息苦しさがあり薬の効果も少ない方 ● 喘息の診断やコントロール状況を確認したい方 ● アレルギー症状をお持ちの方 ● ステロイド吸入薬の効果を評価したい方   💡 検査のメリット: 早期診断・適切な治療方針の決定に役立ちます。 呼吸器疾患の見える化で、安心・納得の医療へ繋がります。 保険診療で対応いたします。     ご希望の方は、診察にてお気軽に医師またはスタッフにご相談ください。  

  • 長引く咳、痰、息切れでお困りの方ご相談ください

      当院では、長引く頑固な咳、痰でお困りの方に、大学病院の病院講師の専門医( 専門は臨床腫瘍学、特に肺癌の診断が専門です)が呼吸器外来にて診療しております。 毎週金曜日、午前、予約制です。 各種検査(レントゲン、胸部CT、肺機能検査)を駆使して、咳の原因を究明いたします。 専門外来は電話予約で受け付けております。胸部CTも予約は不要です。 健診等で異常陰影が指摘された方の精査も実施しております。 電話でご予約の上ご相談ください。

  • 長引く咳の方、ご相談ください

    現在、長期の咳の代表が咳喘息、喘息で全体の70%を占めるといわれております。続いてアトピー性咳嗽7.3%、感染後咳嗽6.7%、慢性閉塞性肺疾患(COPD)6,7%、があり胃食道逆流症2.2%、副鼻腔気管支症候群1.9%となっております。     引用:慢性咳嗽ナビ 図1 慢性咳嗽における原因の内訳より(https://mansei-gaisou.jp/about-manseigaisou/info/cause.html)   長引く咳の原因は多岐にわたり、肺癌等が隠れている場合もあり要注意です。   当院では呼吸器内科が金曜日午前(要予約)でも診療しておりますが、 一般内科でも診療しております(発症5日以内は感染症外来で予約診療しております)。 必要に応じて、血液検査、(炎症反応、アレルギー検査)レントゲン検査、胸部CTスキャン(当日、予約不要)も実施しております。治療としては、内服薬の他、貼付剤、吸入薬も処方しております。 気になる症状のある方は一度医師にご相談ください。

  • 専門外来の臨時休診日のお知らせ

    下記の日程にて臨時休診がございます。 ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします。   3月26日(水)午前 循環器内科 高橋 夕芙子医師  ※3/26(水)は終日リハビリも臨時休診 3月31日(月)午前 糖尿病内科 大里 愛子 医師 4月25日(金)午前 呼吸器内科 松本 優 医師 5月 2日(金)午前 呼吸器内科 松本 優 医師   ※その他の内科診療、発熱外来等は全て通常通りとなります。

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