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  • 当院感染症外来の現状

    現在、当院の12時からの感染外来は過去一番混んでおり、予約も厳しい状況です。 新型コロナ感染症の陽性率も高く、受診した8割以上の方が陽性です。 高齢者の患者様には、ラゲブリオ、それ以外の方には、同意書をいただいた上、ゾコーバを処方しておりますが(現在は無料)、10月からは一部負担になるといわれておりご負担が増えます。 ご自身で市販の新型コロナ抗原検査を実施して陽性の場合、ご持参いただければ、当院で検査をしなくても治療はできます。 咽頭痛、無熱でも陽性の方もおります。味覚低下の方も多く、感染予防の面からは、外出時マスクもご検討ください。 又、例年にはみられないインフルエンザ感染症の方もおります。10月からはインフルエンザ予防接種(予約不要)も始まりますので接種をお勧めいたします。

  • コロナワクチン令和5年度秋接種のご予約について

    当院でも、9/20(水)からコロナワクチン接種(ファイザー)を実施いたします。   9/1(金)から、オンライン予約とご来院でのご予約のみ受付け致します。 ※大変申し訳ありませんが、お電話でのご予約は承っておりませんので、ご了承ください。 ※必ずお手元に接種券が届いてから、対象者、接種可能日などご確認の上ご予約をお取りください。 ※ご来院でのご予約の方は、接種券をお持ちください。   【当院での予約対象者】 ・12歳以上の方 ・1,2回目を接種済みの方 ・前回の接種から3か月以上間隔があいている方 ・今までのワクチンで重篤なアレルギー症状や副反応のない方 ☆尚、他の予防接種との同時接種はできません。14日以上の間隔を空けてください。   オンライン予約はこちらから  

  • 心臓弁膜症について

    心臓弁膜症ってどんな病気? 心臓弁膜症は、心臓の弁の障害で本来の役割を果たせなくなった状態をいいます。 弁の開きが不完全なため血液の流れが妨げられる狭窄と、弁の閉じ方が不完全なため血液が逆流してしまう閉鎖不全に分類にされます。 心臓弁膜症は心不全の原因の一つです。 心臓の病気を早期に発見し、重症化する前に適切なタイミングで治療をすることが、心不全の予防や増悪の防止において大切です。以前と比べて息切れする、足のむくむ、疲れやすくなったなど、気になる症状があったら早めに相談をしましょう。   加齢とともに増える心臓弁膜症 心臓弁膜症の原因には、先天性と後天性のものがあります。特に近年では、加齢に伴う弁の変性や石灰化による心臓弁膜症が、高齢化の進行とともに増えています。   【典型的な症状】 心臓弁膜症には特有の症状は少なく、加齢に伴う身体の変化と似ています。 そのため、「年だから」と病気を見落としがちです。 「前は走れたけど、最近疲れやすいから無理はしないでおこう~」 (無意識に日常生活の運動量を減らしている場合) 「坂道を上ると息切れやドキドキが増えてきたなぁ。年のせいかしらねぇ~」 (加齢に伴う身体の変化と混同している場合) 普段座る時間が長い、もしくは無意識に日常生活の行動に制限を加えている場合、症状があっても、自覚していない可能性があります。 半年前と比べて下記のようなの変化がないかチェックしてみましょう。 〇息切れやドキドキ  今まで大丈夫だった距離でも歩くと息が切れていませんか? 階段を2階まで上がった際にドキドキが増えていませんか? 〇足のむくみ  靴下の跡が強く残るようになっていませんか? 〇疲れやすさ  休んでも疲れを感じるときが増えていませんか?   心臓弁膜症は、自然に治ることはありません。症状の出始めを見逃さずに、早めに医師にご相談ください。 当院では、水曜日と木曜日の午前中、循環器内科で診察と心臓超音波検査も行っております(要予約)。 循環器内科の受診をお考えの方は事前にご予約をお願いいたします。 参考:公益財団法人日本心臓財団 冊子「心臓弁膜症のおはなし」

  • リハビリ科のご紹介

    身体の痛みや疲労を除去する手段として、皆様は何を思い浮かべるでしょうか。 多くの方はマッサージ等の手技療法が連想されることと思います。 そこで、このような経験はございませんか? ”マッサージを受けている最中は気持ちが良いが、次の日には元に戻っている” ”行くと数日は良くなるので数年単位で通い続けている” この様な訴えは私たちも良く耳にする内容です。 さて、そこで問題になってくるのが、一体いつまで通い続けなければいけないのか、 通院を止めてしまったら以前の状態に逆戻りしてしまうのではないか、ということです。 恐らく、マッサージで一時的な改善を図っていた方々はそうなってしまうでしょう。 また、改善には通う以外手段がなく、金銭的な負担や時間的余裕も無くなり、本来適切な治療を行っていれば 改善していた症状も、時間の経過とともに固定化され、治るチャンスを逃してしまっているかもしれません。 ですので当院では、一時的な改善の為のマッサージは推奨しておりません。 症状を改善するというより、マッサージを受けに来ることが主目的になってしまう患者様がいらっしゃるからです。 そこで、当院では運動療法に力を入れております。 肩こりや腰痛などは、筋力低下や間違った身体の使い方から起こっていることが多いです。 そこに着眼し、痛みの本質的な原因を探し出し、運動を行うことで自力で改善できるようサポートをさせて頂いております。 では、間違った身体の使い方とは?具体的な筋力低下部位は?ここまでくると、個人の推察では難しくなってきます。 しっかりとした知識・経験のある専門家に一度身体を評価してもらい、本来行うべき治療や運動を適切に行うことで、 初めて痛みに対する根本的なアプローチと言えるのではないでしょうか。 当院には知識・経験豊富なスタッフが多数在籍しております。 マッサージだけの治療に満足されていない方、数年来同じ痛みを抱え・ぶり返してしまっている方、ご相談だけでも 是非当院へお越しください。

  • あなたの膵臓弱っていませんか?

    [ 膵臓はどこにある? ] 膵臓は胃の後ろ側(背中側)のからだの奥まったところにあります。長さは15~20cm、重さは80~120gと小さな臓器で、頭の部分が十二指腸にくっついています。 [ 膵臓の役割は? ] 膵臓は小さな臓器ですが、人が生きていくうえでなくてはならない、「食物の消化」と「血糖のコントロール」というとても重要な役割を担っている臓器です。   [ 膵疾患チェック ] 下記に項目で当てはまるものがないか、自己チェックしてみましょう。  □ お酒を飲んだ後、しばらくたってから背中が痛くなる。  □ 脂っこいものを食べた後、しばらく経ってからお腹や背中が痛くなる。  □ 消化不良の症状がなかなか良くならない  □ 食事をきちんと摂っているのに痩せてきている  □ 糖尿病のコントロールが悪化してきている  □ 便の状態がおかしい(下痢・軟便・白っぽい・悪臭を伴う) □糖尿病のコントロールが急に悪くなってきている   当てはまるものがある場合は、膵臓が弱っている可能性があります。 また、膵臓癌が隠れている場合もあります。少しでも気になる症状があれば早めにご相談ください。 当院では血液検査の他、腹部エコー、CTを実施しておりますが、小さな腫瘍はMRIが必要です。 症状があれば健康保険で、また全く症状がない場合膵臓ドックもお勧めします。 当院が連携しているAIC八重洲クリニックで膵臓ドックを実施しております ご希望の方はまず、当院にご相談ください。 AIC八重洲クリニック https://www.m-satellite.jp/suizou_hp/index.html

  • 不眠に悩んでいる方へ

    不眠は誰でも経験しますが、自然に改善して再び眠れるようになることが大部分です。ただし、いったん慢性不眠症に陥ると適切な治療を受けないと回復しにくいといわれています。 当院でも不眠症状に対する治療を行っております。   下記に上げる項目で気になっている不眠の症状はありませんか? (過去1か月間で、週3回以上経験したものはありますか?) □ 寝つきが悪い(布団に入って横になってから眠るまでの時間が長い) □ 夜中に目が覚めて困ることがある □ 予定より早く目が覚め、それ以降、眠れないことがある □ 総睡眠時間が少ない □ 全体的な睡眠の質に満足していない □ 日中の気分が滅入ったりする □ 日中の活動(身体的及び精神的)が低下している □ 日中に眠気がある困っている   治療をご希望の方は、当院水曜日以外の脳神経内科を受診してください。予約は不要です。 現代では不眠症は国民病です。一般成人の30〜40%が何らかの不眠症状を有しており、その原因はストレス、精神疾患、神経疾患、アルコール、薬剤の副作用など多岐にわたり、睡眠時無呼吸症候群等の特殊な疾患が原因になっている場合もあります。   不眠症は特殊な病気ではありません。 多くの人が不眠に悩んでいます。 ひとりで抱え込まずに、一度ご相談ください。 (当院では問診やストレス検査を実施し診断を実施し、内服薬や漢方処方も行っております、また、隠れた不眠の原因である睡眠時無呼吸の検査治療も脳神経内科医、循環器専門医、呼吸器内科医が実施しております)

  • 夏場に発熱外来へお越しの際は暑さ対策をお願いします

    当院の発熱・感染症外来は、院内感染のリスクを下げるため、通常診療のないお昼の時間に屋外で行っております。 できうる限り日陰をご用意し、速やかな診療を心がけておりますが、夏場の屋外は熱中症に陥る危険性が高いため、下記をご留意いただいたうえでの暑さ対策をよろしくお願いいたします。(車でお越しの方は車内にて検査、待機ができます) 【発熱外来 注意点】 検査結果に支障が出る可能性があるため、以下のことは予約時間30分前までにお済ましください。 ・水やお茶含む飲食 ・歯磨き ・うがい ・鼻うがい 【暑さ対策の例】 ・検査“後”の水分摂取 ※検査が終わるまでは飲食はお控えください (スポーツドリンクなど電解質を含むものがおすすめ) ・ネッククーラー、冷えピタ ・ハンディファン(濡れタオルやミストとの併用がおすすめ) ・日傘 また、蚊などの虫も活発になる季節ですので苦手な方は虫対策もおすすめいたします。 ご不便・ご面倒をおかけして申し訳ございませんが、発熱外来にお越しの際は、患者様各位での暑さ対策を何卒よろしくお願い申し上げます。

  • 練馬区・板橋区・社保の健康診査は完全予約制です

    当院では、対象となる方の練馬区・板橋区・社保健診を承っておりますが、全て完全予約制でございます。 必ずお手元に用紙が届いてから、事前にご予約をお願いいたします。 ご予約なしでご来院いただいた場合、原則として当日の健診は行えませんのでご了承くださいませ。 ご予約はこちらのオンライン予約フォームよりお願いいたします。 直接窓口にお越しいただいてのご予約も承っております。 ご理解ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。 ※お電話でもご予約いただけますが、大変混みあうため、オンライン・窓口でのご予約をおすすめいたします

  • その症状、低亜鉛血症かもしれません

    ●亜鉛とは 亜鉛は体内で作ることができない「必須微量ミネラル」で成人の体内に約2~4g含まれます。成人ではそのほとんどは筋と骨中に含まれますが、皮膚、肝臓、膵臓、前立腺などの多くの臓器に存在し、さまざまな酵素の構成要素となっています。高齢者から子供まで、食の細い方や偏食の方にみられます) ●亜鉛のはたらき 亜鉛は以下のように、あらゆる器官や組織で多様な働きをします。 【精神】イライラや抑うつ症状の低減 【口】味覚を維持し唾液の分泌を整える 【骨格】骨格の発育 【皮膚】コラーゲン合成などの皮膚代謝にかかわる 【免疫】免疫を維持し強化する 【生殖】生殖機能の維持・改善 【肝臓】窒素・アンモニア代謝に関連 【代謝】インスリン合成、膵臓のインスリン放出、糖代謝に必要 【酵素】体内の300種類以上の酵素、サイトカイン、ホルモンなどの活性化する ●日本人の亜鉛の平均摂取量 日本人の亜鉛の推奨量・適正摂取量は、『男性:10mg/日、女性:8mg/日、妊婦:10mg/日、授乳婦:11mg/日(日本人の食事摂取基準2015年版)』とされています。 しかし、2019年の国民・栄養調査報告によると、日本人の亜鉛の平均摂取量は『男性)20歳以上:9.2mg/日、75歳以上8.5mg/日、女性)20歳以上:7.7mg/日、75歳以上:7.5mg/日、妊婦:8.0mg/日、授乳婦:8.2mg/日』と、どの分類でも推奨量を満たしておりません。 ●高齢者の血清亜鉛濃度 血清に含まれる亜鉛の濃度に関して、60µg/dL未満を「亜鉛欠乏」、60~80μg/dL を「潜在的亜鉛欠乏」と定め、若年者と高齢者を比較した実験では、高齢者の約96%が潜在的・顕在的低亜鉛欠症であるという結果を示したものもあります。 ●高齢者における低亜鉛血症の主な原因 〇食事摂取量不足 〇消化吸収機能の低下 〇亜鉛欠乏を合併しやすい疾患の罹患している  *糖尿病 *腎不全、血液透析 *肝疾患 など 〇薬剤使用(副作用で低亜鉛血症になる可能性あり) ●低亜鉛血症の方の主な症状 〇元気がなく活気が低下している 〇口内炎ができやすい 〇貧血 〇身長の伸びが悪い(子供の場合) 〇傷が治りにくい 〇味がわからない 〇食欲がない 〇皮膚炎がなかなか治らない 〇脱毛 ●低亜鉛血症が及ぼす影響の例 〇塩の味覚異常により、食塩摂取量増加する 〇味覚の異常→食欲低下→栄養障害・骨格筋量の減少し体力が低下し転びやすくなる 〇テストステロン低下・IGF-1低下→栄養障害・骨格筋量の減少 ●亜鉛を多く含む食品の例[亜鉛含有量 mg/100];カロリーに気を付けながら摂取をお勧めします 【魚介】〇牡蠣[13.2mg]  〇たらこ[3.1mg]      〇ホタテ貝(生)[2.7mg]  〇うなぎ[1.4mg] 【肉・卵類】〇豚レバー[6.9mg]  〇牛・肩ロース(赤肉、生)[5.6mg]       〇鶏レバー[3.3mg]  〇卵黄[4.2mg※1個:0.7mg] 【豆類・木の実】〇カシューナッツ(フライ)[5.4mg]         〇アーモンド(フライ)[4.4mg]         〇納豆(糸引き)[1.9mg※1パック:0.8mg]         〇豆腐(木綿)[0.6mg※1丁:1.8mg] 【乳製品】〇プロセスチーズ[3.2mg] 【穀類】〇精白米[0.6mg※茶碗一杯:0.9mg]  〇そば(ゆで)[0.4mg]     〇食パン[0.8mg※6枚切り1枚:0.5mg] -兒玉 浩子ほか:日本臨床栄養学会雑誌2019;40(2):120-167.より改変- ●亜鉛不足に対する当院での取り組み 〇血液検査による血清亜鉛濃度の測定 〇栄養指導 〇亜鉛製剤の処方 当院では自覚症状が気になる方に積極的に検査、治療を実施しております。 水曜日以外、毎日検査を実施しており予約は不要です。 お気軽にご相談ください。

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